長野スナップ 撮り鳥と気ままな散歩

草臥れ儲けな 奮闘記

ああ今日も行く!

オオムラサキ

2024年07月26日 | 

 

長野県上田市 ニプロ松山の工場用地の中に榎が多く植栽され

そこに国蝶オオムラサキが生息している

7月20日工場が開放されオオムラサキの観察会が開かれた 

多くの方(100人くらい)の参加があった 家族連れが多い

今年は発生が少なく撮れたのはこの一頭だけ

α7R5 FE 100-400mm F4.5-5.6 GM

ルリタテハ

ゴマダラチョウ

 

 

女王バチを増やして新しい群れを作るために巣箱のハチミツを少し採取した 

今回採取したハチミツの糖度は74度 早く食べないと醗酵する可能性がある 

77度以上は欲しいしかし最高に甘いメロンでも糖度は18度なので甘さは十分だ 

知人には糖度の説明をして配った

ハチミツの殺菌効果は小腸内細菌の異常増殖を抑えるということで

最近は自身も野菜ジュースに加えて飲んでいる いつまで続くか^^

 

再見!

 


幸せを呼ぶハチ ブルービー

2023年09月02日 | 

 

 

8月31日先輩カメラマンからブルービーが出ているから撮りに行こうとお誘いがあった。

9月1日早朝早速出かけてみた。

到着後カメラを構えて30分ほどしたら現れた。

長野市の古墳公園

青い鳥のハチ版で「幸せを呼ぶブルービー」と言われている。

 

撮れたのはこの一枚だけ。

日中は36度にもなりハチも出てこないので早々に撤退して

明日に備えた。

ブルー(青)ビー(蜂)

ブルービー

 

ビーが来ないのでオミナエシにとまるツマグロヒョウモンを撮ってみた。

 

 

 

 

以下2017年長野市民新聞の記事

ツマグロヒョウモン

タテハチョウ科で、羽を広げると6、7センチで食草はスミレ類。
もとは南方系のチョウで、長野県内には見られなかった。
近畿地方までだった分布域が拡大を始めたのは1980年代。
90~2000年代にかけて東海から甲信越、関東へと一気に北上した。
 
 県内では90年代後半から急増、長野市では99年秋ごろから一気に見られるようになった。
このころ南信でも、飯田市の日本(鱗)(りん)(翅)(し)学会信越支部長の井原道夫さん(77)が記録。
「98年には数が増えたなと思っていたら、翌年は大発生した」
 
 北上の理由の一つに地球温暖化が考えられる。
環境省は身近な生き物と環境の変化を通し「失われゆく生物多様性」
を考える市民参加の調査「いきものみっけ」を2008年から実施。
ツマグロヒョウモンも指標動物として指定されている。
 
 
今日9月2日もブルービーの撮影に行く予定。
 
 
次回迄 再見!

クモマツマキチョウ

2023年05月22日 | 

 

 

貴重種のクモマツマキチョウの撮影にアルプスの麓(扇沢)まで行ってきた。

具体的な生息場所はわからなかったのだが今まで得た情報から見当はつけており

後は現地に行けば何とかなるだろうとダメ親父は安易に考えていた。

蝶が活発に動きだすのは多分10時くらいだろうと自宅を8時半ころに出発。

 

ネット検索で直前に爺が岳登山道(柏原新道)入り口近くが生息エリアとわかった。

先ずは登山口を目指す。

登山口は扇沢手前で車が30台ほど止まっていたので直ぐにわかった。

 

これで生息場所はカメラマンを見つければすぐに分かるだろうと

タカをくくったのだが駐車場にはカメラマンの姿どころか人影もない。

仕方なしに先ずは準備のためと機材を下ろしていたら

カメラを手にした地元のカメラマンの方が車から降りてきた。

此方から挨拶をして話しかけてなんとか撮影場所の見当をつけることが出来

生息地まで辿り着けた。ありがとうございました。

 

食草のイワハタザオ・ミヤマハタザオを見つけて蝶を待った。

ミヤマハタザオとクモマツマキチョウ

 

 

上の映像で青丸の中、渦を巻いているのが蝶の口。口吻(こうふん)。

吸収管(きゅうしゅうかん)とも呼ぶ。

 

下の写真では蜜を吸うために口吻を伸ばしていることがわかる。

 

 

伸ばした口吻でミヤマハタザオの蜜を吸うクモマツマキチョウ♂(オス)

なんとか撮れた今日のベストショット。

 

スミレの花にとまっている♀(メス)

 

これからはクモツキの発生も終わりに近くなる。

日程が許されるなら平日に来てジックリ撮影をしたいが多分無理だろうなぁ。

 

 

家に帰って庭の掃除をしながら咲きだしたバラを撮ってみた。

カスクドール

 

ピエール・ド・ロンサーヌ

 

レッド・ウォール

 

 

ツルバラとして買った記憶はあるのだが名前を忘れてしまった。

小輪だが沢山花が咲くのでこれはこれで見ごたえがある。

一重のツルバラ

 

 

それでは次回迄

再見!

 

 

 


絶滅危ぐ種1 オオルリシジミ

2023年05月21日 | 

 

ネイチャーフォトの先輩からオオルリシジミを撮りに行こうと声がかかった。

場所は東御市。 シチズンファインデバイス北御牧工場。

年に一日だけの工場開放日で敷地内を案内していただける

朝5時起きで準備をし先輩宅へ6時半、いざ出発。

 

オオルリシジミの食草クララ

 

クララは根を嚙むと目が眩むほど苦いのでくらら草と呼ばれていた。

それがクララという名の由来だそうだ。

面白い由来だ。

センブリは千回煎じても苦いからその名がついた。二つともいい得て妙。

 

別名は草エンジュ。言われればエンジュの木の葉っぱに似ている。

クララにとまるオオルリシジミ。

絶滅危惧種1B類

環境省レッドリストによる分類 ウィキペディアより。

絶滅危惧IB類 (EN)

Status jenv EN.svg

EX  絶滅

CR~VU絶滅危惧

 

 

 

 

 

 

 

シチズンの社員さんにより良く手入れがされた工場敷地内での撮影だった。

理解ある会社でオオルリシジミは保護されている。

ありがとうございました。

 

 

 

 

帰って来ての午後一番は庭の手入れ。

アプローチを先日に続いてケルヒャーで洗浄。

泥で酷い状態だ。

 

 

完了した。

バラもきれいに咲きだした。

 

我が家の庭の一角に咲く小さなバラ

 

 

今年初のハチミツの採取。りんごが主体のミツ

7ℓ 程収穫ができた。40本ほど作れるかな。

 

 

菊の苗も根が出てきたようで順調に伸びている。

後一週間で移植予定。

 

これから先の予定は詰まっており来週月曜日から病院。

今更ながらメメント・モリ。瀬戸際のカルペ ディエム

 

それでは次回迄

 

再見!

 


コミスジチョウとツバメシジミチョウ

2023年04月19日 | 

 

 

レンジャク・ハヤブサを撮りに行った中野市十三崖で蝶を見かけた。

 

遠く 斑尾山 黒姫山 妙高山 を望む

 

 

ネーチャーフォトを撮っていると思いだすのは

高野辰之先生のふるさと (故郷)

 

故郷の題名の通りここ中野市は高野先生の生まれたところ。

もう一人地元中野市の偉大な作曲家に中山晋平先生がおられる。

 

 

 

 

昆虫撮影は初心者なので撮り方が良くわからない

現像の過程で昆虫も目に焦点を当てる事が基本と理解できた。

被写界深度の浅いレンズなので集中しないと画像がブレる。

(マクロな写真なので昆虫が苦手な方は気を付けてください。)

 

 

ミスジチョウの仲間コミスジチョウ

 

 

ツバメシジミチョウ ♂

 

 

ツバメシジミ オス

 

ツバメシジミ メス

コミスジとツバメシジミ♀ 一緒に撮れた。いいね。

 

ベニシジミ

 

マクロな昆虫写真は新鮮な感覚でなかゝいい。

 

今回撮影のカメラは先月買ったOMシステムソリューション(旧オリンパス)のOM1 

レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

 

撮り鳥はSonyで撮っていたが花と昆虫も撮ってみたいと思い

OMシステムソリューションを購入した。

 

レンズは新発売品で人気。

どの店舗でも納期未定となっていたがネットで探し運よく翌日到着で買えた。

2倍のテレコンを付けている

 

 

それでは次回迄

 

再見!

 

 


カタクリの群生とヒメギフチョウ

2023年04月01日 | 

 

カタクリの群生地を小学生が見つけ今では地元の皆さんが

大切に育てているカタクリ。

 

そのカタクリの花の上を絶滅危ぐ種のヒメギフチョウが舞って居る。

 

今年はこの暖かさ御多分に漏れず、蝶も10日ほど早く発生した。

 

カタクリの花

 

カタクリの葉の上で陽を浴び体を温めているヒメギフチョウ。

 

木漏れ陽に咲くカタクリの花

 

 

 

 

 

カタクリの花の群生地で知られている場所なので女性が多く訪れている。

ヒメギフチョウの事はここで知るようだ。

県外から訪れるカメラマンもいてその方たちはヒメギフチョウの撮影が目的。

今年も埼玉のカメラマンと出会った。

 

 

 

 

それでは次回迄

 

再見!


 タカ柱 ルリタテハ

2021年09月20日 | 

 

 

9月19日朝から快晴だ、タカ渡りを撮るには絶好の日和 

観察スポットへ行ってきた。

現地到着時には10人くらいの方が陣取っており

中には神奈川県相模原から来られた方もいてビックリ。

こんな片田舎の場所の情報も全国へ流れるんですね。

 

 

当日地元野鳥の会の観察会が開かれたようで、参加者も次第に増えて

総勢では40人くらいになった。

さすが野鳥の会の集まりだ、観察のベテランの方が

双眼鏡を覗きながらサシバ・ツミ・クマタカなどをテキパキと説明している。

 

私は部外者なのだがその説明する声に聞き耳を立て

チャッカリ参考にしていた。

参加費も払わないのにすみませんでした。

 

コインを手の中で振ってお金をカチャカチャさせて

説明する声の代金とさせていただきました。

音には音の代金です。

何か落語のサゲに有ったような。。。

 

 

各ゝ昼食を取り午後1時半くらいまで観察され、

その後皆さん満足気に解散されていた。

女性の参加者が多かったです。

 

 

 

 

私は友人を誘っての個人でのタカ撮り。

 

到着してすぐに大きなタカの群れが上空を旋回しながら現れた。

タカ柱だ。

ハチクマが中心の群れ 群れが大きすぎて全体が画角に入りきらない

 

 

 

 

こんなに大きなタカ柱を初めてみた。迫力がある。

ヒッチコックの「鳥」を思い出した。

上空の空気の流れがタカを通して感じられる。

 

猛禽類がこれだけ集まる処はめったに見られない。

観察者からも歓声が上がっていた。

 

大空のタカ達にも聞こえていたに違いない。

元気つけられたかなタカさん達。

 

 

 

 

タカ撮りが一段落した中で木陰にルリタテハを発見

 

一頭で近くのクヌギの樹液を吸いに来たんだろう。

 

 

今では珍しい蝶、枝がかぶっていたが贅沢は言っていられない。

急いでシャッターを切った。

 

午後2時ごろ撮影を終え友人宅で一杯。

おつまみのお礼に泡盛を贈呈

明るい太陽のもと汗をかき満足な一日だったのでビールが美味かった。

 

 

それでは皆さん再見!

 


瓶詰め作業

2021年06月20日 | 

 

 

19日土曜日、蜂蜜の瓶詰作業を行った。

 

採れた量 

 

以下のステンレスの器に蜜は入っている。

大きさ   直径19cm  高さ19㎝ 

量の計算

 

9.5×9.5×3.14×19=5384

蜜は約5.3Lと推計。

 

220㏄の瓶に詰めるので

5384÷220=24本 出来上がることになる。

 

 

 

瓶と蓋を24本分用意して蒸し器で蒸気消毒を15分行う。

 

 

 

 

 

 

 

消毒が終わった瓶に早速ミツを詰めた。

 

計算通りの瓶の数のハチミツが出来上がった。 24本

 

 

 

出来上がった百花密

 

前回でも話したが 今回詰めたハチミツは加熱処理をしていない生のミツ。

なので酵素も生きている。

この酵素は腸内善玉菌を増やすことにより消化を助けることで知られている。

又 抗菌、抗ウイルス、抗炎症作用が有り免疫力の向上を促す力があるようです。

一般に知られているプロポリスよりそれらの効果は強いようです。

(強すぎるので一歳未満の乳児には食べさせてはいけない)。

 

早速近所の知り合いに配って喜ばれた。

 

 

日曜日午前中に我が家に知らない方の訪問が有った。

何だろうと思ったら、ハチミツを分けて欲しいとの事であった。

 

昨日、配った知り合いからこのミツの事を聞いたらしい。

この方は生のハチミツを探していたらしくそれでやくやく(わざわざ)我が家を訪ねたらしかった。

書いた後でわかったのですが【やくやく】は長野の方言で(わざわざと言う意味)です。

 

一瓶を差し上げようとしたらそれでは困ると言われた。

何でも5個ほど欲しいとのことで結局お金を頂くことになった。

聞くところによると酵素が生きているハチミツが欲しかったようだ。

手に入らないでいたところ、偶然知人に聞いて尋ねてくれたとの事であった。

 

詳しくは聴けなかったが大腸のために飲むらしかった。

 

 

身近にも生ハチミツの良さを知っている方も少なからずいるんだね。

喜んでもらえたのでこちらも嬉しかった。

 

 

今朝の芝生

芝の全面植え替えをしてから丸一年

 

しっかり根付いて概ね成功した。

来週あたり際のトリミングをしたい。

 

4月の状態

 

 

今日の状態。

 

 

 

 

 

 

 

世界が感動したタイの3本のCM

 

昔の日本にもあったような光景ですね。

少し出来過ぎのような気もしますが

素直に見たいです。

 

 

 

 


ヒメギフチョウ 2

2021年04月04日 | 

 

 

ヒメギフチョウに逢いに行く道中の桜並木

 

 

 

 

 

 

 

 

8時に駐車場に到着した。一番乗りかなと思ったら

まだ早い方がいた。

 

埼玉県の熊谷ナンバー。県外から来ていた。

 

スプリングエフェメラル(春の妖精) カタクリの花

言われてみるとなるほどですね。

開花時期は2週間程度と短い。

 

 

 

現地の案内看板と週刊長野の増田今雄さんの記事

種は約50個。熟すと、少しずつ落下し、地上のアリがやってくる。
アリの種類は地域や場所によってさまざまだが、3ミリほどの小さな種の先端部の物質(脂肪酸)が目当て。
アリは巣の中に運び込んで物質部分を分離し、残った部分を外に運び出す。
 
 運び出された種は翌年発芽、成長を繰り返し、花が付くのは7、8年後。
カタクリはこのサイクルで長い年月をかけ、じわじわと増え、群落ができていくのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

前回は羽を広げていたヒメギフチョウのカットに成功したので

今回はカタクリの花につり下がっているところを撮りたかった。

 

粘っていたら偶然撮れた、運に恵まれた。

 

 

 

 

 

 

ヒメギフチョウの飛び出し。 撮れましたがピントはカタクリのはな。

 

蝶の撮り方を調べたら、幻想さを出すために焦点が合っていない写真も雰囲気が有ると

載っていた。

なるほどピンボケの下の写真でもと少し気に入った。

 

蝶は古歌には登場しない。しかしその後蝶の家紋が出て来る。

何故なのか調べてみたら古くは蝶と蛾の区別がはっきりしていなかったらしい。

なので同種扱いにされて「気持ちが悪い生き物」で一緒くたにされていたらしい。

 

時代が少し下るとその気持ちが悪い部分は冑などに取り入れられて相手を威圧することに

使われるようになった。

 

さらにその後蝶の優雅さが認識されて家紋に取り入れられたようだ。

私も蝶と蛾の区別は良くわからず。止まっているときに羽根が閉じているのが蝶で

開いているのが蛾と言う程度の認識だ。

詳しくはもっとあるのでしょう。

 

 

4月4日日曜日は雨予想。

今期は今回がヒメギフチョウを撮る最後かもしれない。

交尾の写真を撮りたかったが来期への宿題となりそう。

 

 

この場所は一般的に知られていない。それでも結構人が来ていた。

カタクリの花の群生が目当てなのか女性が多かった。

 

 

 

 

再見!

 

 


ヒメギフチョウ

2021年04月02日 | 

 

 

2日ほど前にハヤブサ撮りで毎日のように顔を合わせていた

N氏から私の携帯にヒメギフチョウの件で連絡が入った。

 

ヒメギフチョウが羽化して3月の29日に飛翔の確認ができたとのことであった。

例年であれば4月の一週くらいに確認できるらしいのだが

今年は少し早いとの事。

 

蝶を撮影している方は生息地に関しては中ゝ他人に情報を教えてくれない

Nさんはその点で狭量な方でなく親切に教えてくれる。

苦労して探した生息地などは教えたくないのが普通なのだが

連絡を頂いて恐縮している。

有難い事だ。

 

 

ヒメギフチョウは植物のウスバサイシンに卵を産む。

 

ウスバサイシン

 

 

 

 

 

成虫の蝶になるとカタクリの花の蜜を吸う。

なのでカタクリの花の群生地で生息する。

 

群生している野生のカタクリ

 

 

 

 

 

 

さっそく撮りに出かけた。

ヒメギフチョウはオスが先に生まれメスは5日ほど遅れて生まれるのだそうだ。

 

太陽が照り気温が20度以上にならないと活発に飛び回らない。

 

今日はその条件に当てはまっている。

生息地で早速撮り始めたが、飛び回ってはいるが簡単には花にとまらない。

2時間粘ってやっと撮れたヒメギフチョウ。

 

日本の絶滅危惧II類(VU)の指定を受けている

前翅長は3-3.5 cm 開長は4.8-6.5 cm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影初日からカタクリにとまっているところを撮れたのはラッキーだった。

 

ここ2~3日が発生のピークらしいので明日も出かけてみる。

 

 

取り急ぎの投稿です。

 

 

それでは

再見!