日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

ヴァジローニー・ムドラーのすすめ

2012年03月03日 16時31分22秒 | 思うがままに

こんにちは。今日は暖かな一日でしたね。確実に季節は春に移行しつつあります。

今日は、青山NHKの皆さんとヴァジローニー・ムドラーと太陽の礼拝でアーサナを楽しみました。ヴァジローニーは『ゲーランダ・サンヒター』というハタ・ヨーガの教典に「ヨーガの中の最高のもの…」と讃美されている行法です。
自在力発現のため、あるいは光り輝く魂を保持するための優れた行法です。
ブジャンガ・アーサナ(こぶらのポーズ)シャラバ・アーサナ(ばったのポーズ)、そして、その組み合わせのヴァジローニー・ムドラーを集中して行うと、内なる力を実感できます。私の大好きなプログラムです。皆さんも是非お試しください。

さて、授業のあとのもう一つのお楽しみは懇親会です。
介護をされているerikoさん、本当にステキでした。

「介護9なんです」
「エッ?介護は5まででは?」
「3人で合計9です」
「エ~ッ!」

そうなんです。erikoさんはお姑さんに叔父さん、叔母さんのお世話も…(聞き間違っていたらごめんなさい)。

「ご飯を食べても食べても、すぐにお腹がすいた、と言われたらどうするの?」という質問に
「チョコレートをお口にポン!と入れて、それでおしまい。そうするとおいしい!と言ってくれるんです」と。

叔父さん?がお金の心配をすれば…
「大丈夫、私はお金をいっぱいもっているの。任せて!というと本当に安心した顔をするんです」と、カラカラ笑うerikoさん。
私はそんなerikoさんを熱く見つめていました。こういう方に介護を受けられる方は本当に幸せですね。

懇親会の最後は田原先生のインド旅行の切なくも可笑しいエピソードに皆が身を乗り出して聞き入っていました。(荻山貴美子)



 

 

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