日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

打てば響く感性

2014年04月08日 15時11分33秒 | 思うがままに
雪山童子こと豊道です。

荻山貴美子先生に太鼓判を押していただくと何にも増して嬉しいです。

私達ヨーガを学ぶ者はインド神話とともに日本神話も学ばなければなりません。

それで、初めてヨーガの奥深さとヨーガの真実に近づくことができると思っているからです。

この本(古事記)は、先ず最初に現代語の「通釈」があって、次に「原文」がくるのが革命的ですね。

音読すれば、やまとことばの香りを味わうことができて嬉しいです。

そしてその「寸評」が続いてあるのがまた憎いですね。
著者武田友宏さんと角川書店の編集者に感謝です。

よくアンケートでこんなのがあります。

「賛成」「反対」「どちらでもない」

問題はこの「どちらでもない人」です。
本も映画も「感動した」「感動しなかった」は自分というものをはっきり持った人。

「どちらでもない人」というのは人の意見に左右されるいわゆる風見鶏。
どんな宝物に出逢っても宝の持ち腐れになり兼ねません。

お勧めした本にしても映画にしても「打てば響く」感性は大事なことです。


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古事記

2014年04月08日 11時38分51秒 | 思うがままに
田原豊道先生ご推薦の本『古事記』(角川ソフィア文庫)を読んでいます。
古事記ってこんなに楽しくて読みやすかったの?

現代語通釈が、とても楽しいのです。
現代語通釈を読むと今度は原文が読みたくなる...

そして、最後は音読したくなる。
心憎い構成です。

そう言えば亡くなられた出雲井晶先生は古事記を暗誦していらっしゃいましたっけ。それはもうカッコ良かったです。

出雲井先生は「日本神話」が、日本の文化の源であるという真実をすべての人々に知らしめ、さらに次世代へ伝承してゆくという責任を生涯貫いておいででした。

出雲井先生の偉大さと、昨年の再演「アマテラス」の坂東玉三郎さんの美しさにうっとりしたことと重ね合わせながら読んでいます。

本や映画や舞台との出会いも私の財産。田原先生に感謝します。(荻山貴美子)





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