映画「釣りバカ日誌」のパートいくつだったか分かりませんが、西田敏行さん演じる社員「浜ちゃん」の嘘がバレた時が面白かったです。
浜ちゃんは、嘘の休暇届けを出して、会社のボス、スーさんと釣り三昧をしました。
休暇を取った数日後、出勤した浜ちゃんは、谷啓さん演ずる「佐々木課長」に呼ばれます。
「課長、葬儀も滞りなく終わりました」
という浜ちゃんに佐々木課長は
「大変だったねえ。随分時間がかかったじゃないか」と。
そこで、すかさず浜ちゃんは
「はい、葬儀のあとで、兄のわずかばかりの財産をめぐり甥と姪が揉めちゃいましてね。それで、中に入ってくれないか…と言われ、こんなに時間がかかっちゃいました。あれですねえ、身内の争いは、みっともないですねえ。」
何もかもお見通しの課長は言います。
「それにしても随分日に焼けているねえ~」
またまた、浜ちゃんはすかさず
「そりゃあ、そうですよ。私は受付をしていたんですから…」
それを受けて、佐々木課長はこう言います。
「そうか。それでは行こう」と。
能天気な浜ちゃんは
「どこに行くんですか。モーニングコーヒー?」
佐々木課長はブルッと身震いをして
「違うよ、査問委員会だよ」
「査問委員会?課長、一体何をしたんですか?」
「君だよ、君!君の休暇中に亡くなったはずの熊本のお兄さんから電話があったんだ。あれはお化けか亡霊か?」
浜ちゃんは目眩を起こし倒れるふりをします。(笑)
昨日は「ヨーガ・まんだら」講座のプリント作りでしたが、午後からは都議会の中継に釘付けになりました。
浜ちゃんの嘘は有給休暇を使うための可愛い嘘。
しかし都知事は…
何人かかってもツワモノの升添さんに適う人はいませんね。
私は改めて彼の頭の構造は、一体どうなっているのか…。そして、メンタルの強さというよりも、この方の心は病んでいる…と恐怖心すら沸いてきました。
「殿!ご乱心」
誰が聞いたって嘘が嘘を生み、辻褄が合わなくなっているのは分かります。小細工も分かります。
彼はこのままいくと転落の人生ですね。(荻山貴美子d