雪山童子こと田原豊道です。
今日は映画「聖なる呼吸」を観てきました。
偉大なる近代ヨーガの師を何人か挙げるとすれば、シヴァーナンダ師、ヨーガーナンダ師、サッチダーナンダ師、サティヤーナンダ師、そしてこの映画の主人公、クリシュナマーチャーリヤ師でしょう。
その弟子の一人がアイアンガー師です。
アイアンガー師には日本でもお会いしていましたし、インド研修旅行でも数回訪問していました。
この映画で、アイアンガー師が自分の師クリシュナマーチャーリヤ師と自分との関係を正直に打ち明けていましたね。
弟子でありながら義理の弟。
確執がかなりあったようですし、師匠のアーサナの指導法に不満があったのですね。
そこで編み出したのが道具を使うという指導法です。
映像を観ながら思い出していました。アイアンガー師を最後にお訪ねしたのがお亡くなりになるちょっと前でした。
「今は自分のヨーガをしている…」と、おっしゃっていたのが印象的でした。
そもそもアーサナの指導に道具を使ったり手を添えたり…というのは、私の考えかたとは異なりますが、チャーミングな方でした。
まぁ、いろいろなヨーガがあるということですね。
嬉しかったのはクリシュナマーチャーリヤ師はアーサナにマントラを使っていたということです。
荻山貴美子理事長もよくマントラやキールタンをアーサナと組み合わせていますね。
秋は各地で連盟大会が開催されています。
私は相変わらず全国を駆け回り、皆さんとヨーガを楽しんでいます。
明日から松山、大阪です。