今年はじめてお芝居を観てきました。
橋爪功さん主演の「父」。
悲喜劇ということでチケットを入手しました。
テーマは「認知症」。
時間軸の錯綜
登場人物の認知が現実なのか、幻影なのか?
被害妄想
責任転嫁
どうなるのか…と思いながらグイグイと引き込まれていきました。
まるでミステリーのよう。
話は、認知症を患っている父親からの視点で展開していくので、橋爪さんの迫真の演技で、観客は擬似認知症になったのではないでしょうか。(笑)
テーマがテーマだけに、ズシンと重かったです。
演じた橋爪さんは、【日常でも直面している老いに、芝居を介してさらに深く関わらねばならないなんて「助けて」と叫び出したい気分…】と。
橋爪さんは名役者。(荻山貴美子)