光栄なことに敬愛してやまない美智子皇后さまが、かつて強いストレスから言葉を失ったように、私も昨日から声を失いました。毎年訪れる天中殺の最後のトドメです。(笑)
この数ヶ月のストレスも極限まで達していたのでしょう。
私は一体強いの?弱いの?
己を知らないまったくの未熟人?
フーテンの寅さんの手紙は名文です。
「わたくし、柴又におります日々は思い起こすだに恥ずかしきことの数々、今はただ、後悔と反省の日々を過ごしております」
寅さんには気づきがあります。だからとんでもない迷惑をかけても愛される。
自分は正しいと勘違いしている人。
自分の要求だけを満たそうとする人。こんな人は手に負えない。
あゝ、自分はそういう人になっていないだろうか?
寅さんではありませんが、「思い起こすだに恥ずかしきことの数々、今はただ、後悔と反省の日々を過ごしております」と、心から言える人間になりたいです。
何故なら、私に強いストレスをかけたお方がたには気づきというものが皆無だからです。
明後日は父の命日ですからお墓まいりでもしましょう。(荻山貴美子)