日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

秋刀魚

2019年09月19日 20時23分50秒 | 思うがままに
どこかで、秋刀魚を焼いている匂いがしました。

私は魚がキライですが、夫が大好きだったのでよく食卓に乗せました。

彼の食べ方は、秋刀魚も本望だと思えるくらいキレイに骨だけが残っていました。猫みたいでした。(笑)

私は鳥がついばんだような行儀の悪い食べ方。

このところ、魚は全然食べていません。

今年の3月24日、つまり緊急搬送されるひと月前に、私は自宅のソファで寛いでいる夫の写真を撮っていました。


血色もよく、元気で明るい顔。
やはり、ガンが発症してから4月24日までは神さまが与えてくださった幸せな時間だったのですね。
そして亡くなるまでの2ヶ月半も2人に与えられた貴重な時間でした。
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めぐるめぐるよ、時代はめぐる

2019年09月19日 11時41分15秒 | 思うがままに
青山NHKの後、久しぶりに懇親会。帰宅は午前様でした。(笑)

田原豊道先生から「一人暮らしは寂しいでしょう?」と聞かれました。

寂しい…って何だろう?と、ハタと考えました。

たとえば、孤島に100人取り残されたとします。その中に私がいたとしましょう。でも夫がいなければ寂しいです。

孤島に夫と私だけ2人残されたとしましょう。多分私は寂しくない。

一人暮らしが寂しいんじゃないんです。

この世に大好きだった人がいないことが寂しいんです。

3LDKの部屋は2人で住むと狭い。一人で住むと広すぎる。だからと言って誰かと住むと寂しくないかと言えば、それは違います。

夫が緊急入院したのが4月25日。
春が終わり、紫陽花の季節をすぎ、夏が来て、今は秋。

ひと雨ごとに秋も深まり、しばらくすると、「寒くなりましたね」と、口々にします。そのうち街にはジングルベルが鳴るでしょう。

暮れの気ぜわしさから年が明け、また春が来て、季節は巡る。

お釈迦さまの生老病死が身に染みます。
こうして私も年を取り本当の故郷に帰り、しばらく実家?でくつろぎ、再生して、新しい人生がはじまる。

♫めぐるめぐるよ 時代はめぐる
別れと出会いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ♫

中島みゆきさんの「時代」という歌です。
みゆきさんて、どうしてこんなステキな詩がかけるのでしょう。


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