おめでとうございます。
私は音楽でこんなに泣けたのははじめてでした。
もう感動の極み…。
岳人山先生の尺八には愛があります。
私のために選んでくださった追悼の曲やアメージンググレイス、そして中島みゆきさんの「糸」。
たくさんのオリジナル曲。
最後は美空ひばりさんの「愛燦燦」。
とくに私は中島みゆきさんの大ファンで「糸」が大好きで口ずさんでいました。
♪縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます♪
そうです。私は幸せなんです。逢うべき糸に出会えたのですから…。
子どものときから、酒グセの悪い父親に怯え、夕食時が怖かった私。
お酒のない国に行きたい…と本心で願っていた私は大学生の頃に、ついにキレた。
目の前にあったウイスキーを鼻をつまんで一気飲み。そのお酒の勢いで父親と大ゲンカ。
夜中に頭がガンガン痛くて、何でこんなお酒なんかが美味しいのかわかりませんでした。一生飲むものか!と思ったものです。
しかし、悲しいかな、一番嫌な父親のDNAをしっかり受け継いでいたのです。
朝起きたらケロッとしていました。つまり急性アルコール中毒にもならず、二日酔いにもならない自分自身に驚いたワケです。
夫とは大学生時代に知り合って、親に内緒で付き合い始めたのは大分あとでした。
この人と一緒になれば私は穏やかに過ごせる。まさに救世主だったのです。
しかし、彼にとっては苦労のはじまりだったのかもしれません。
父は脳梗塞を発症してから、人の優しさや思いやりにようやく目覚めたのです。
遅い!
私たち夫婦の絆は、それで一層深まったのかもしれませんが…。
だから私の喪失感は皆さんの想像を絶するものだったと思います。
帰りに岳人山先生に私は言いました。
「先生、あんまり泣かせないで!」
岳人山先生は微笑んでおられました。
ある方に言われました。
「私は、荻山先生が羨ましい。そんなに思い思われる人がいるということが…」と。
夫という縦糸に私という横糸。
歌詞にあるように
「織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない」
そうなれたら嬉しいです。
人は悲しみの分だけ優しくなれるようです。
大会でテンションが上がり、ついカミングアウトしてしまいましたね。
あれだけ毛嫌いしていたお酒ですが、夫とはよく飲みました。
そして、不謹慎にもヨーガの後に皆さんと飲む生ビールの美味しいこと。(笑)
博久さん、いつの日か必ず行く「あの世」で待っててね。
ねっ、博久さん!
私は音楽でこんなに泣けたのははじめてでした。
もう感動の極み…。
岳人山先生の尺八には愛があります。
私のために選んでくださった追悼の曲やアメージンググレイス、そして中島みゆきさんの「糸」。
たくさんのオリジナル曲。
最後は美空ひばりさんの「愛燦燦」。
とくに私は中島みゆきさんの大ファンで「糸」が大好きで口ずさんでいました。
♪縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます♪
そうです。私は幸せなんです。逢うべき糸に出会えたのですから…。
子どものときから、酒グセの悪い父親に怯え、夕食時が怖かった私。
お酒のない国に行きたい…と本心で願っていた私は大学生の頃に、ついにキレた。
目の前にあったウイスキーを鼻をつまんで一気飲み。そのお酒の勢いで父親と大ゲンカ。
夜中に頭がガンガン痛くて、何でこんなお酒なんかが美味しいのかわかりませんでした。一生飲むものか!と思ったものです。
しかし、悲しいかな、一番嫌な父親のDNAをしっかり受け継いでいたのです。
朝起きたらケロッとしていました。つまり急性アルコール中毒にもならず、二日酔いにもならない自分自身に驚いたワケです。
夫とは大学生時代に知り合って、親に内緒で付き合い始めたのは大分あとでした。
この人と一緒になれば私は穏やかに過ごせる。まさに救世主だったのです。
しかし、彼にとっては苦労のはじまりだったのかもしれません。
父は脳梗塞を発症してから、人の優しさや思いやりにようやく目覚めたのです。
遅い!
私たち夫婦の絆は、それで一層深まったのかもしれませんが…。
だから私の喪失感は皆さんの想像を絶するものだったと思います。
帰りに岳人山先生に私は言いました。
「先生、あんまり泣かせないで!」
岳人山先生は微笑んでおられました。
ある方に言われました。
「私は、荻山先生が羨ましい。そんなに思い思われる人がいるということが…」と。
夫という縦糸に私という横糸。
歌詞にあるように
「織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない」
そうなれたら嬉しいです。
人は悲しみの分だけ優しくなれるようです。
大会でテンションが上がり、ついカミングアウトしてしまいましたね。
あれだけ毛嫌いしていたお酒ですが、夫とはよく飲みました。
そして、不謹慎にもヨーガの後に皆さんと飲む生ビールの美味しいこと。(笑)
博久さん、いつの日か必ず行く「あの世」で待っててね。
ねっ、博久さん!