日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

千葉ヨーガ連盟大会大成功!

2019年09月29日 22時03分02秒 | 思うがままに
おめでとうございます。

私は音楽でこんなに泣けたのははじめてでした。

もう感動の極み…。

岳人山先生の尺八には愛があります。

私のために選んでくださった追悼の曲やアメージンググレイス、そして中島みゆきさんの「糸」。

たくさんのオリジナル曲。

最後は美空ひばりさんの「愛燦燦」。

とくに私は中島みゆきさんの大ファンで「糸」が大好きで口ずさんでいました。

♪縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます♪

そうです。私は幸せなんです。逢うべき糸に出会えたのですから…。

子どものときから、酒グセの悪い父親に怯え、夕食時が怖かった私。

お酒のない国に行きたい…と本心で願っていた私は大学生の頃に、ついにキレた。
目の前にあったウイスキーを鼻をつまんで一気飲み。そのお酒の勢いで父親と大ゲンカ。

夜中に頭がガンガン痛くて、何でこんなお酒なんかが美味しいのかわかりませんでした。一生飲むものか!と思ったものです。

しかし、悲しいかな、一番嫌な父親のDNAをしっかり受け継いでいたのです。

朝起きたらケロッとしていました。つまり急性アルコール中毒にもならず、二日酔いにもならない自分自身に驚いたワケです。

夫とは大学生時代に知り合って、親に内緒で付き合い始めたのは大分あとでした。

この人と一緒になれば私は穏やかに過ごせる。まさに救世主だったのです。

しかし、彼にとっては苦労のはじまりだったのかもしれません。

父は脳梗塞を発症してから、人の優しさや思いやりにようやく目覚めたのです。

遅い!

私たち夫婦の絆は、それで一層深まったのかもしれませんが…。

だから私の喪失感は皆さんの想像を絶するものだったと思います。

帰りに岳人山先生に私は言いました。

「先生、あんまり泣かせないで!」

岳人山先生は微笑んでおられました。

ある方に言われました。

「私は、荻山先生が羨ましい。そんなに思い思われる人がいるということが…」と。

夫という縦糸に私という横糸。
歌詞にあるように
「織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない」

そうなれたら嬉しいです。

人は悲しみの分だけ優しくなれるようです。

大会でテンションが上がり、ついカミングアウトしてしまいましたね。

あれだけ毛嫌いしていたお酒ですが、夫とはよく飲みました。

そして、不謹慎にもヨーガの後に皆さんと飲む生ビールの美味しいこと。(笑)

博久さん、いつの日か必ず行く「あの世」で待っててね。

ねっ、博久さん!
コメント (1)
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