日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

悲愛

2021年03月03日 10時47分06秒 | 思うがままに

アマリリスの早咲きです。

夫が好きだった花。

 

夫在りし日のアマリリスは昨年ダメになってしまいましたが、毎日、ファイト、ファイトと声をかけていたら可愛い芽を覗かせました。

国立に通っておられる大久保節子さんから何も先入観を私に与えず貸してくださった一冊の本。

『魂にふれる』若松英輔著は秀逸です。

 

この世に本がなかったら私は立ち上がれていなかったと思います。

 

貪るように読んだ本の数はもう数えきれません。

 

そのたくさんの本がひとつに繋がったという感じです。

 

【深く悲しむ君は、深く愛することができる人だ。なぜなら、君は愛されているからだ。君が悲しむのは、君が思う人を愛した証拠だけれど、君もまた、愛されていることの証でもある。

悲しみとは、死者の愛を呼ぶもう一つの名前だ。

悲しみはいつか、かならず愛に変じる。君の中に生まれた愛は、悲しみに支えられているから「悲愛」と呼ぼう。君が経験しなくてはならなかった一つ一つの悲しみ、嘆き、絶望も、それは、君が自分と自分の大切な人にささげる悲愛の種子になる】

彼も妻を亡くし悲嘆を味わった人。

手元に置いて何度も読みたい本なのですぐに注文しました。

ホームヨーガに通われているお仲間の知識レベルの高いこと

感謝、感謝です。

さて、迷いましたが、明日はかなりスピリチュアルな話しになります。その手の話しが苦手な方はどうぞスルーしてください。

きっかけはこの本でした。

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情報

2021年03月03日 10時47分06秒 | 思うがままに

おはようございます。

里美さんからの情報です。

朝日新聞Reライフフェスティバルの見逃し配信で、生物学者・福岡伸一先生の講演「コロナ時代をどう生きるか~ウィルスとの動的平衡」を拝聴しました。3月5日まで無料配信しているので、お勧めです。
ウィルスは私たちと同じ自然の輪の中の一部。たまにコロナウィルスのように人間社会に災いをもたらすものが出てくるけど、何千何万というvirusは、ほとんどは知られていず、名もなく、むしろ私たちと共生しているウィルスだそう。
正しく畏れるという「おそれ」は、「恐れ」ではなくて、自然を畏怖する「おそれ」だという。
 私たちの免疫系は最大のワクチンであり、それを信じること、免疫系の最大の敵はストレスだということ、時間をかけて、長い目でvirusとの共生を図ることができるというお話に、たいへん共感し、安心を頂きました。
 ウィルスって、もともとは高等生物の細胞から飛び出した物質で、宿主を変えながら、渡り歩き、転変している存在。生物ではないけれど、水平移動して遺伝子情報を他の生物に伝えるモノで生存に関わる何らかの働きをしている存在なんだそうです。
 親子間の遺伝が垂直の移動だとすると、ウィルスは水平移動で、動的平衡の「流れ」の中で、なんらかの働きをして生命を維持する利他的な役割を担っているんだそうです。

朝日新聞 Reライフフェスティバル@home 3月5日まで見逃し配信

 

リライフ

 

 

 


 

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