変わらぬ味

日清食品のカップヌードル。

50年以上前に屋台のラーメンをこよなく愛したご夫婦が試食に試食を重ねた唯一無二の味。自宅のキッチンは職場になり、一心不乱に作った夫妻の味はそのまま変わることなく私たちに愛されています。
ツナミで流された人が、もはや終わりと思ったとき、このカップヌードルが流されてきて、かじって命を繋いだ人もいました。

『ヨーガの四季』の編集の合間に、気晴らしに、これで人生最後の断捨離（毎回言っています）をしています。
多分、本当にこれが最後でしょう。

ひとつ、またひとつ…と、自分で決断することは当たり前になってきました。

今年のインド旅行も皆さんとご一緒するのは最後かな？と思いながら、田原先生の写真を見ています。

カップヌードルを食べても　「美味しいな！」と喜んでいらした田原豊道先生。
知足を難なくクリアして、何にでも幸せを感じることができた田原先生だったから、私たちは皆んなついていったのだと思います。今年の秋、ホームヨーガは提唱51年になります。
カップヌードルのように飾らない美味しさと変わらない味。これをお守りするのが私の生きる意味かもしれません。

こんなことをカップヌードルを食べながら思っていました。

通信講座について

2018年10月からスタートした、「ヨーガまんだら通信講座」を長い間ご受講いただきありがとうございます。

今後の講座について、皆さまにお知らせがあります。
『ヨーガスートラ』は3度目を読んでいる途中ですが、今後も引き続き読んでいきます。
「サンスクリットで読む般若心経」は始まったばかり、これも継続していきます。
『バガヴァッド・ギーター』も勿論、最後まで読みます。

それに合わせて、今、私が新しく取り組みたいのはユングと唯識です。私自身、どう進捗させたらいいかは手探りですが、皆様とともにさらに無意識の世界に踏み込んでヨーガを深めていきたいと思っています。

皆さまのご負担をどうしたら減らせるか？どうしたらより充実した授業体系にできるか？をこのところ模索していました。
2024年4月から講座は2ヶ月に1度とさせていただき偶数月にお届けしたいと思います。それに伴い、授業料の改定をさせていただきます。

なお、継続ご希望の方はお預かりしている授業料を充当させていただきます。

突然ではございますが、各地の師範科も増えてまいりました。ゆっくり時間をかけて、さらに充実した新生「ヨーガまんだら通信講座」でご一緒したいと思います。

これからもよろしくお願いします。

偶然の偶然は必然

根拠はないのですが、私の左側には夫が、右側には田原豊道先生がいつも一緒に歩いているような気がしています。

今、次号の『ヨーガの四季』の編集がサクサクと進んでいます。

4月から通信講座で取り掛かろうとしていた「サンスクリットで唱える般若心経」でしたが、どういうわけか、2月末からはじめたのです。つまり、3月の通信講座から取り上げています。

管理能力抜群な村尾千恵美さんから新聞の切り抜きをいただき、私は驚いています。驚いたという言葉しか思い浮かびません。

偶然というより、何か目に見えない大いなる力に導かれています。田原先生は生きています。絶対に…。

この謎解きは全国大会でします。