昨日は思いきって夜11時に休みました。そうしたら朝の目覚めがとても良く、午前中ものすごく集中できました。夜型人間返上です。(笑)
昨日は思いきって夜11時に休みました。そうしたら朝の目覚めがとても良く、午前中ものすごく集中できました。夜型人間返上です。(笑)
超多忙な時期を迎えています。
時雨れて秋の深まりを感じます。
昨日、熊本から戻りました。
仲田環教授をはじめとする皆さんの熱気と明るさで田原豊道先生もパワー全開でした。
今日は朝から「ヨーガまんだら」講座でした。気心が知れたお仲間とヨーガを楽しんだ後、インド大使館に移動。
中村元博士生誕100年の記念行事「中村元の世界へようこそ」に参加してきました。世界の人びとに「日本に中村元博士あり」と言われた博士の偉業を再確認しました。
日本屈指のインド哲学、仏教学の先生がたのご講演、素晴らしかったです。長丁場だったので一部で帰られたかたは残念でしたが、二部は中村元先生のご長女、三木純子さんが父親としての先生のお姿をユーモラスに語られました。
食事をするよりも学問が大好きだった先生のことを数年前に亡くなられた奥様が「主人は学問と結婚した」と、よくおっしゃっていました。純子さんは「私たち姉妹はよくグレなかった!」と笑い、お父様の偉業を誇らしげに、そして愛情たっぷりに語られました。すてきなお時間を本当にありがとうございました。
中村元先生のご長女三木純子様と田原豊道先生
田原豊道先生のお陰で、お元気なころの中村元先生と何度もお会いできたことは私にとって財産です。
中村元先生の遺志を引き継いでいらっしゃるのが前田專學先生です。今日も穏やかな微笑みを投げかけてくださいました。来年の全国大会でお目にかかることができます。お楽しみに!(荻山貴美子)
前田專學先生と田原豊道先生
ヨーガは実践を通して知識を得る方法です。
羽田空港に向かっています。九州に行ってきます。パソコン持参で、今回は特別重いです。(笑)
こんにちは。
「ヨーガまんだら」講座のテキストが完成し、再び「ヨーガの四季」の編集に戻ります。
水泳の北島康介選手のドキュメンタリーを大分前に見たことがあります。彼が全盛の時です。どんなに忙しくても何もしない自分だけの時間を一日取る…。その一日は水泳のことも何もかも忘れる日。
そういう時間は必要ですね。ところが、田原豊道先生も私も四六時中、教室やヨーガのことや案内者のお仲間のことなどで頭がいっぱい。朝から夜中まで、最近は夢の中まで…(笑)。
いつからこういう生活になったのか忘れましたが、本当に走り続けています。
でもご安心ください。楽しい毎日ですから…。
「ヨーガの四季」が終わり、東京瑜伽大学ゼミナールが終わったら一日ゆっくり何も考えない日をつくります。
さて、そのゼミナールですが、キャンセル待ちが続いています。全員のかたにお入りいただきたいのですが、ちょっと無理のようです。本当にごめんなさい。
10月20日(土)築地本願寺でマルカスさんがプロデュースするインド祭りが開催されます。どなたでもご参加できますのでお時間を作っていらしてください。日本ヨーガ学会もキールタンで参加させていただきます。(荻山貴美子)
連休の最終日をいかがお過ごしですか?
只今、「ヨーガの四季」の渡辺哲雄先生の特集が終わり、校正をしていただくようメールで添付したところです。渡辺先生から「がってんだ」という返信がありました(笑)
「老いの風景」は何度お聞きしたお話でしょうか?もう数え切れないほど…です。でもこうして文字にしてみるとまたまた新たな発見があるのです。本当にスゴイ内容になりました。皆さんお楽しみにお待ちください。
さて、ヨーガにはいろいろな流儀流派があり、指導者もいろいろです。先日の日本アーユルヴェーダ学会の総会で、あるヨーガの指導者のお弟子さんたちの研究発表をお聞きになられていた菅沼晃先生が苦言を呈されました。サンスクリットと英語と日本語が混じった実に気になる用語を使われている…と。
裸の王様という童話を思い出します。懐かしいですね。
新しい服が大好きな王様のところに、二人組の詐欺師がやってきて、自分たちは、馬鹿には見えない不思議な布地を織る事が出来るといいます。王様は早速注文するわけですが、出来栄えを見に行った時、目の前の布地が王様の目には見えません。王様は家来たちの手前、本当の事は言えず、見えもしない布地を称賛しました。家来も当然見えないけれど逆らえないので同じように衣装を褒めちぎります。
王様は見えもしない衣装を身にまといパレードに臨みます。見物人も逆らえないので同じように衣装を褒めちぎります。しかし、その中の小さな子供の一人が叫びます。「王様は裸だよ」。
逆らえる者は誰もいない…裸の王様のような指導者だと、間違いは蔓延し、つまるところ公の席で恥をかくということですね。
私は松下幸之助氏を尊敬しています。松下さんの口癖は「私は運が良かった」という言葉。
貧しくてほとんど学校にいっていなかったから運が良かった。もし、大学に行っていたら、分からないことも他人に尋ねることはしなかっただろう。お陰様でたくさんの良い知恵をもらって会社を発展させることができた…と。
田原豊道先生は「間違っていたら教えてね」というのが常です。こういうグルに出会えて本当に幸せです。コーヒーブレイクの合間のアップでした。(荻山貴美子)
浜松塾から戻りました。
今月のテーマはマハー・ムドラーです。
無知や愚痴、傲慢などの欠点や苦しみを消滅させる…と言われているのがムドラーです。特にマハー・ムドラーが私は大好きです。
そもそもムドラーはシンボルという意味ですが、ハタ・ヨーガの醍醐味とも言えるムドラーを行じてみればヨーガは「筋トレ」ではないということが明々白々です。
エネルギーの通路(ナーディー)とエネルギーの中枢(チャクラ)は、プラーナ(気)を放射して身体から普通は飛び出し、外界へと出て行きます。このムドラーをとおしてプラーナの浪費を止めるのが目的です。とりわけこのマハー・ムドラーはその名のとおり、偉大なる力を発揮します。
グランティ(結節)に直接はたらきかけるこの行法はジャーヌ・シールシャ・アーサナ(ひざに顔をつけるポーズ)に、バンダ(締めること)、クンバカ(止めること)、ダーラナー(見つめること)の3つを加えます。
グランティはプラーナの自由な流れを阻止し、チャクラの目覚めとクンダリニー(内在する根元的エネルギー)の上昇を阻止します。注目すべきは、グランティを突き破られるとエゴがなくなる…というところです。エゴというのは本当に厄介です。エゴの強い人は自分中心に世の中が動いていますから、他の人を呆れさせます。おまけに本人は気づいていませんから本当に厄介です。
もしや、自分がそういう人になってはいないか?人のふり見て我がふり直せ!の心境です。(荻山貴美子)