連休の最終日をいかがお過ごしですか?
只今、「ヨーガの四季」の渡辺哲雄先生の特集が終わり、校正をしていただくようメールで添付したところです。渡辺先生から「がってんだ」という返信がありました(笑)
「老いの風景」は何度お聞きしたお話でしょうか?もう数え切れないほど…です。でもこうして文字にしてみるとまたまた新たな発見があるのです。本当にスゴイ内容になりました。皆さんお楽しみにお待ちください。
さて、ヨーガにはいろいろな流儀流派があり、指導者もいろいろです。先日の日本アーユルヴェーダ学会の総会で、あるヨーガの指導者のお弟子さんたちの研究発表をお聞きになられていた菅沼晃先生が苦言を呈されました。サンスクリットと英語と日本語が混じった実に気になる用語を使われている…と。
裸の王様という童話を思い出します。懐かしいですね。
新しい服が大好きな王様のところに、二人組の詐欺師がやってきて、自分たちは、馬鹿には見えない不思議な布地を織る事が出来るといいます。王様は早速注文するわけですが、出来栄えを見に行った時、目の前の布地が王様の目には見えません。王様は家来たちの手前、本当の事は言えず、見えもしない布地を称賛しました。家来も当然見えないけれど逆らえないので同じように衣装を褒めちぎります。
王様は見えもしない衣装を身にまといパレードに臨みます。見物人も逆らえないので同じように衣装を褒めちぎります。しかし、その中の小さな子供の一人が叫びます。「王様は裸だよ」。
逆らえる者は誰もいない…裸の王様のような指導者だと、間違いは蔓延し、つまるところ公の席で恥をかくということですね。
私は松下幸之助氏を尊敬しています。松下さんの口癖は「私は運が良かった」という言葉。
貧しくてほとんど学校にいっていなかったから運が良かった。もし、大学に行っていたら、分からないことも他人に尋ねることはしなかっただろう。お陰様でたくさんの良い知恵をもらって会社を発展させることができた…と。
田原豊道先生は「間違っていたら教えてね」というのが常です。こういうグルに出会えて本当に幸せです。コーヒーブレイクの合間のアップでした。(荻山貴美子)