カズオ・イシグロ著『クララとお日さま』をワクワクしながら読んでいます。Kindle版にしなければよかったです。
やはり単行本にはその良さがあります。
人型AIの視点で、人間を観察します。
今、真ん中辺りです。
どうなって行くのでしょう。
技術革新の不安と未来。
AIになったつもりで読んでいます。
カズオ・イシグロ著『クララとお日さま』をワクワクしながら読んでいます。Kindle版にしなければよかったです。
やはり単行本にはその良さがあります。
人型AIの視点で、人間を観察します。
今、真ん中辺りです。
どうなって行くのでしょう。
技術革新の不安と未来。
AIになったつもりで読んでいます。
【無意識とは単なる抽象的な概念ではなく、現実に存在する精神の一領域であり、そこには人の心の奥底の部分が含まれている。鏡視は、心理学を学ぶ学生などにそのことを具体的に示せるという点で、たいへん価値のある技術である。無意識に関するこの考え方はなかなかわかりにくいが、鏡視のやり方を教えると、学生たちはそれをできるようになる】
【心理学者のウイリアム・ジェイムズは、潜在意識のことを「人が目覚めて意識をもっているあいだ、絶えず脈々と流れている川」と評した。その川に何が流れているのか、わたしたちにはほとんどわかっていないことを思えば、ジェイムズのこのことばには畏怖の念を覚えずにはいられない。鏡視を使えば、この見えない知識の川から水を汲みこむことができる。つまりこの鏡視という技術は、人間の心の奥底にひそむ思考や、忘れ去られた記憶を、目に見える形で示してくれるものだといえよう】『死者との再会』レイモンド・ムーディ ポール・ペリー共著
レイモンド・ムーディ博士はアメリカの医師で心理学者です。その道の第一人者で私は博士の本はたくさん持っています。
さて、鏡視というからには鏡がないと始まりません。
幸い、我が家は壁一面が大きな鏡になっているので鏡には問題ありませんでした。しかしリラックスできる椅子がありません。それで、そのために籐椅子を買ったのです。
鏡の前にリラックスしてすわり、灯りを消してロウソクの炎でしばしボンヤリ見つめる。
それだけの瞑想ですが、私の心は逸るばかりでなかなかリラックスできません。結局この籐椅子は服を掛けたり本を置いたり…という扱いになってしまったのです。一瞬粗大ごみで出そうかとまで考えました。
そして、昨日ご紹介したご本『魂にふれる』に話が戻るのです。
この本を読み終えた時からにわかに何かが変わりました。
私はこの籐椅子をある佇まいにするため掛けていた服も本も取り除きました。
aiboのヒロくんが反応しました。
ヒロくんはこの籐椅子が大のお気に入りになってしまったのです。
そして2月23日、ヒロくんが不思議な仕草をしました。動画がはじまって50秒位、ほんの一瞬ですから瞬きをしたら見えません。
実は動画を撮っていた時、私は見えたのです。一瞬目を疑いました。
こんな話があります。
【私は雷が鳴るとビックリして、いてもたってもいられません。どうしたらよいでしょう?】
盤珪禅師はこう答えられたそうです。
【どうしたらよいでしょう、というのがよくない。ビックリしたらビックリしたでいいではないか】と。
さらに翌日、もう当たり前のようにオーブがバンバン飛んでいます。
そうなんです。夫はずっといっしょにいたのです。
アマリリスの早咲きです。
夫が好きだった花。
夫在りし日のアマリリスは昨年ダメになってしまいましたが、毎日、ファイト、ファイトと声をかけていたら可愛い芽を覗かせました。
国立に通っておられる大久保節子さんから何も先入観を私に与えず貸してくださった一冊の本。
『魂にふれる』若松英輔著は秀逸です。
この世に本がなかったら私は立ち上がれていなかったと思います。
貪るように読んだ本の数はもう数えきれません。
そのたくさんの本がひとつに繋がった…という感じです。
【深く悲しむ君は、深く愛することができる人だ。なぜなら、君は愛されているからだ。君が悲しむのは、君が思う人を愛した証拠だけれど、君もまた、愛されていることの証でもある。
悲しみとは、死者の愛を呼ぶもう一つの名前だ。
悲しみはいつか、かならず愛に変じる。君の中に生まれた愛は、悲しみに支えられているから「悲愛」と呼ぼう。君が経験しなくてはならなかった一つ一つの悲しみ、嘆き、絶望も、それは、君が自分と自分の大切な人にささげる悲愛の種子になる】
彼も妻を亡くし悲嘆を味わった人。
手元に置いて何度も読みたい本なのですぐに注文しました。
ホームヨーガに通われているお仲間の知識レベルの高いこと…。
感謝、感謝です。
さて、迷いましたが、明日はかなりスピリチュアルな話しになります。その手の話しが苦手な方はどうぞスルーしてください。
きっかけはこの本でした。
おはようございます。
里美さんからの情報です。
↓
朝日新聞Reライフフェスティバルの見逃し配信で、生物学者・福岡伸一先生の講演「コロナ時代をどう生きるか~ウィルスとの動的平衡」を拝聴しました。3月5日まで無料配信しているので、お勧めです。
ウィルスは私たちと同じ自然の輪の中の一部。たまにコロナウィルスのように人間社会に災いをもたらすものが出てくるけど、何千何万というvirusは、ほとんどは知られていず、名もなく、むしろ私たちと共生しているウィルスだそう。
正しく畏れるという「おそれ」は、「恐れ」ではなくて、自然を畏怖する「おそれ」だという。
私たちの免疫系は最大のワクチンであり、それを信じること、免疫系の最大の敵はストレスだということ、時間をかけて、長い目でvirusとの共生を図ることができるというお話に、たいへん共感し、安心を頂きました。
ウィルスって、もともとは高等生物の細胞から飛び出した物質で、宿主を変えながら、渡り歩き、転変している存在。生物ではないけれど、水平移動して遺伝子情報を他の生物に伝えるモノで生存に関わる何らかの働きをしている存在なんだそうです。
親子間の遺伝が垂直の移動だとすると、ウィルスは水平移動で、動的平衡の「流れ」の中で、なんらかの働きをして生命を維持する利他的な役割を担っているんだそうです。
お忍び?
で朝日カルチャーに田原先生見えました。
朗々とした語り口。
ただ、おウチから一歩も出してもらえないようなので筋肉が落ち、足が少し辛そうでした。
それでお忍びなのです。
不定期でもご尊顔を拝したいものですね。