ポキポキの木にカイロの花

広島市東区の整体・カイロプラクティック「もりたカイロプラクティック」院長公認裏ブログ

上下町のおひなさま。

2014-03-18 | 2014年

府中市上下町の「第9回上下ひなまつり」に行ってきました。

 

メインストリートの民家や店先を開放しておひなさまが飾られていて、それを観ながら歩くのです。
写真のように土蔵の中にひな壇が展示してあったりして、違う時代に迷い込んだような雰囲気に。

珍しいものも多くて想像していたよりもはるかに見ごたえがありました。
これは古美術屋さんに展示してあったおひなさま。

まるで絵巻物のようです。

こちらは江戸時代中期のおひなさま。享保雛と呼ばれるそうです。
この頃、このように大きくて豪華な雛人形が流行したそうですが、
徳川吉宗公が「贅沢しちゃだめ!」と御触れを出して(大雑把な説明ですみません)以後は、
取締りの対象になったため小さな雛人形が多いのだそう。
おひなさまの冠が小さくなり、裾も短くなったそうな。
江戸後期のものと見比べてみると、本当にそうだったので面白かったです。
徳川家の素晴らしいおひなさまは名古屋の徳川美術館で見ました、もう20年前ですが。

おひなさまじゃないけど、片野製パン所さんの店先にあった昔のままごとセット。

ここのお店のパンはこのままごとセットの持ち主のご年配の女性が焼いていらっしゃいます。
味噌あんパンや味噌くるみパンが美味しかったですよ。

三次人形もたくさん展示してありました。
この地域は天神様の信仰があり、男の子にはこちらの人形を贈る習慣があるそうです。

あと、上下歴史文化資料館の旧岡田邸も外から観ました。
ここね、田山花袋の『蒲団』のヒロインのモデルになった方の生家だそうですよ。
読んだ感想は「うわあ・・・うわあ・・・」。
理解するのは難解な作品でありました。まだ高校生の頃でしたから。

他にもたくさん各家庭のひな人形が展示されているんですけど、当時子どもを囲んでみんなで撮った写真なんかも飾ってあって、
どのおひなさまにも歴史があるんだなあって感じました。

うちのおひなさまたちはちょっと歩き疲れたようでした。

独楽を回していた商店街のおじさんに回し方が上手いって次女が誉められました。
どこに行っても子どもたちに話しかけてくれてあたたかい町でした。
お祭りは23日(日)まで開催されていますよ。



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○もりたカイロプラクティック院長ブログ更新しました。
今回は軟骨の仕組みについて解説しています。
軟骨を保つために関節を動かすのが大切な理由(2)

 


院長昨日の一句

ひな人形 ズラリ並ぶよ 上下町


もりたカイロプラクティックスタッフ 
森田ほほ

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