島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

絹笠山下見

2018-06-15 13:01:36 | 雲仙
昨日の朝から絹笠山の下見に登ってきました。
どんな植物がみられたかとか、どんな景色が見れたかについては、ネタバレするので書きません。
ですが表紙の写真、「ベニツチカメムシ」の集団越冬は当日まで残っているか分かりませんので、掲載しておきます。
白雲の池の登山口からある程度登った所に集まっていました。
この形態って越冬する時に見られるものだよな。
もう6月なんですけど活動しないんですか?
と、トボケた事を書いておりますが、ここ最近雲仙は6月と思えない気温です。
今日などは日差しがあって少し暖かいですが、朝夕は冷えます。
まだ掛け布団で寝ています。
5月に一時タオルケットでもよいくらい暑くなったのですが、最近ではまた冷え込んでいます。
これも地球環境が変化している証でしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登山道整備事業2(チェーンソー)

2018-06-09 15:38:33 | 雲仙
国見岳のミヤマキリシマは完全に花期終了しています。
さて、2度目の登山道整備事業を行ってきました。
今回はチェーンソー持参です!w
勿論、足場の悪い場所で私のような素人がチェーンソーを使うわけにもいかないので、取り扱いに慣れた方にご同行頂いています。
ノコギリ1本では切れなかった倒木も、バッサバッサと切り開いてくれました。
手前にあったアーチ状の倒木も撤去しました。
少しは通りやすくなっていると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登山道整備事業

2018-06-03 14:46:52 | 雲仙
午前中、再び新ルートを北の風穴まで歩いてきました。
表紙の写真は、その途中に寄った国見岳です。
まだ若干ですが、ミヤマキリシマの花が見られます。
花期終了も間もなくです。
さて、新ルートまで行って来たのにはわけがありまして、落石によって生じた倒木の撤去作業を行ってきました。
倒木の撤去作業と言っても、私1人、ノコギリ1本ですから出来る事には限界があるわけで。
ノコギリで切れそうな木を6、7本切って、登山道から退かしてきただけです。
下のビフォーアフターの写真を見てもらって分かるとおり、チェーンソーじゃなきゃ切れないような太い丸太はそのままです。
before

after

日曜日とあって登山客も多かったです。
追記;オオヤマレンゲが咲いています。(※希少種なので本ブログでは紹介しません。)気になる人は調べてね。w
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミツバツツジが見頃です。

2018-04-29 12:46:49 | 雲仙
何度も何度も中断してすみません!
25日に昨年度の収支決算が終了して、ゆっくりできる筈だったのですが、何故か未だに忙しい。
ブログの更新を忘れるくらい忙しい。
とりあえず、27日(金)に普賢岳の新ルート巡視に行って来たのでご報告を。
まず特筆すべきは、新ルートの一部が落石による倒木で歩きにくくなっています。
詳しくは、明日・・・いや明日は駐車場勤務か、あさって・・・いや休みか。
・・・いづれ報告します。w
新ルートで普賢岳登山を行う方は、くれぐれも落石注意です!
というわけで自然情報を紹介します。
表紙写真は雲仙ロープウェイさんから撮影した妙見岳斜面です。
現在、妙見岳・普賢岳ではミツバツツジが見頃です!
一部でミヤマキリシマが咲いているとの誤情報が発信されていますが、だまされないで下さい。
こんな時期にミヤマキリシマは咲きません。
今は雲仙地獄でミヤマキリシマは咲いています。

同じくムシカリが咲き始めています。
ミツバツツジのピンクとムシカリの白がコントラストで非常に美しいです。
他、野草はハルトラノオ、ヤマルリソウ、ワチガイソウなどが咲いています。
野鳥は下界ではすでにオオルリの報告があがっていますが、すみません、今回の観察では見つけられませんでした。
でも、キビタキを目視確認できたので、そろそろやって来ると思います。
ウグイス、ソウシチョウの鳴き声はハンパありません。
ミソサザイの囀りも確認できました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立公園雲仙のミヤマキリシマ開花情報(第2号)

2018-04-25 13:00:25 | 雲仙
第1号を出し忘れた。
と言っても、第1号は地獄の咲き始めしか言っていません。
さて、第2号は、
地獄地帯;7分咲き(見頃予想;4月27日頃〜)
宝 原;3分咲き(見頃予想;5月5日〜10日頃)
池の原;3分咲き(見頃予想;5月5日〜10日頃)
仁田峠;つぼみ(見頃予想;5月9日〜17日頃)
妙見岳;つぼみ(見頃予想;5月15日〜20日頃)
国見岳;固いつぼみ(見頃予想;5月下旬)
一応、公式発表では妙見・国見岳が一緒になって、つぼみ(見頃予想;5月中旬)になっていますが、私個人的には上記の予想です。
また見頃予想も個人的には早すぎないか?と疑っています。
桜は全国的に一週間早めだったようですが、ツツジに関しては例年並みか例年よりもちょっと早いだけなんじゃないかな、と思っています。
まあ、こればっかりは終わってみないと分かりません。
※ちなみに表紙の写真は、昨年5月31日の国見岳の様子です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲仙新人研修18

2018-04-11 14:11:58 | 雲仙
今年もやってきました「雲仙新人研修」。
去年は「新入社員研修」の名前でアップしています。
※この春から雲仙の旅館ホテルさんで働く、新入社員さんの研修です。
去年は15分づつでしたが、今年は30分づつでした。(伸びたw)
しかも1班は後輩が受け持ってくれたので、30分1本勝負で事足りました。
案内の内容は変わらず、情報館の意義と雲仙の歴史、火山と温泉の関係についてお話ししました。
現代っ子は、県内出身でも雲仙普賢岳の噴火災害を知らない世代になっているので説明に苦労します。
世代を引き継ぐ、災害を語り継ぐことの難しさを実感します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲仙市愛野町②愛野駅

2018-03-13 11:56:37 | 雲仙
割りと有名な観光スポットではなかろうか。
愛野駅の次の駅が吾妻駅から「愛(いと)しの吾が妻へ」って事で、雲仙市商工会が島原鉄道を使って時々結婚式を挙げたりしています。
特に愛野町はその名前から愛をテーマにしたモニュメントが街中に散らばっていたり、日本ロマンチスト協会の聖地になっていたり、とにかく凝っています。
その駅の一角に似つかわしくない石製の駅名板があります。

私としてはこちらの方に興味がある。w
旧温泉軽便鉄道の愛野村駅だった証だ。
ん?愛野村駅?
ああ〜そうか愛津村と野井村が合併して愛野村になったのは1889年(明治22年)だから、温泉軽便鉄道が開通した1923年(大正12年)は、すでに愛野村か。
駅名板を見ていると、この愛野村駅が旧温泉軽便鉄道の始発駅だったことが分かる。
旅行者は諌早からこの愛野村駅に着いて乗り換え、小浜や雲仙に向っていたんだな〜。
※旧温泉軽便鉄道の他の駅跡については、2011年7月1日の記事「旧鉄道跡」4月17日の記事3月31日の記事を参照して下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲仙市愛野町①小高い丘に建つ

2018-03-11 13:23:13 | 雲仙
あまり天気も優れず、冬は外歩きをしたくないのだが、そろそろ暖かくなってきた事もあり、ネタ探しも含めて愛野町をぶらっと歩いてきた。
雲仙市愛野町は、長崎と島原半島を繋ぐ付け根にある。
以前は「南高来郡」だったが、平成の大合併の際に南串山・小浜・千々石・吾妻・瑞穂・国見の6町と合併して「雲仙市」になった。
ちなみに表紙の写真は、正面右側の川沿いに建っている建物が雲仙市役所の愛野総合支所です。
しかし、どうしても小高い丘の上に建つ教会が目立ちます。
そしてもう一つ、愛野記念病院です。

今回のタイトルにつけたサブタイトル「小高い丘に建つ」は、そこからつけました。
なんだか目立つ建物が小高い丘の上に建っているイメージが愛野町にあります。(あくまで私のイメージです。)
島原半島の中では諫早市に近い事もあり、栄えている部類に属していると私は思う。
諌早から島原半島に入るには必ず通らないといけない場所であり、島原市と雲仙市への分岐点になります。

ところが、最近愛野森山バイパスが広域農道まで繋がったこともあり、通過点でもなくなりつつあります。
ちょっと今後の愛野町の発展が気になります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白雲の池の紅葉

2017-11-09 09:09:35 | 雲仙
一昨日、白雲の池に行って撮影してきた紅葉の写真です。
すみません、11月頭から公私ともに忙しく、更新がおっつきません。
私(し)は、自分自身の事なので他の人に変わってもらう事は出来ませんが、公(こう)については後輩に頑張って欲しい所です。(苦笑)
とりあえず、いい加減後輩にも仕事してもらわなきゃいけないので、(私も、)うちの上司も色々気を使ってあれこれ仕事を振っているのですが、如何せん力不足が否めません。
力不足を努力でカバーしてくれれば、まだ大目に見る事もできるのですが・・・。
それこそ3日に観察会から帰ってくると、上司から「白雲の池の紅葉が綺麗になっていると情報が入った」との連絡があり、翌4日に撮影に行ってくれと依頼がありました。
残念ながら私は4日は駐車場勤務だったので、後輩にお願いしました。
後日、画像を確認すると・・・。
同じアングルの写真が2枚。
・・・え!?
もう一度確認しても、同じアングルの写真が2枚。
いやいやいやいや、なんで2枚やねん!なんで同じアングルやねん!これやったら1枚と変わらんやん!
てか、わざわざ白雲の池まで撮影に行って2枚ってなんやねん!もっと使える写真いっぱい撮影して来んかい!
てなわけで、一昨日(7日に)わざわざ撮影し直しに行った一枚です。
少し散り始めなので、早めのご来仙をお薦めします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国見岳紅葉登山会と紅葉情報(第4号)

2017-11-07 12:55:27 | 雲仙
11月3日(金)に「国見岳紅葉登山会」を開催しました。
翌日には紅葉情報の第4号を発信しました。
もうすでに皆さんのお耳には届いているとは思いますが、雲仙の紅葉は見頃を迎えています。
すみません、4日駐車場勤務、5日観察会下見、6日私用により休みと、この数日間まったくPCにて仕事が出来ない状態でした。
それはさておき、表紙の写真は雲仙ロープウェイさんから撮影した妙見岳斜面です。
昼夜の寒暖差が大きいので、ここ数年のうちでは最高の色づきです!

観察会の時の国見岳斜面。
どう見ても危険にしか見えないが、人が渋滞するほど集まってくる。w
とりあえず、国見岳登山が終了すれば目的の半分以上は終わったも同然だ。
あとは無事に帰るだけ・・・。(この時は後にこんな事が待ち受けようとは思いもしなかった。・・・w)

ちなみにいつものアングルからの撮影。
手前の斜面が国見岳、真ん中奥が平成新山、右が普賢岳(山頂には大勢の人影も)。

普賢岳も良い感じ。
鬼人谷口へ下って行きます。

鬼人谷口。おや?あんまり色鮮やかじゃない。
どうやら北風で散り始めているらしい。
紅葉茶屋で昼食を摂って下山し始める。

日差しの関係で妙見岳斜面は影になっているが、手前の木々は様々な色をしている。
雲仙温泉街も含めて、紅葉は見頃だ。
そうして無事仁田峠に帰ってきたのだが・・・、バスがいない。
運転手さんが私たちを降ろした後、仁田峠から出ちまったらしい。
連絡を取ると、現在第二展望所よりもずっと手前にいるとのこと。
2〜3時間かかるぞ。
バスを待つよりも歩いて帰った方が絶対に早い。
迷うよりも行動に移した方が早いので、とっとと歩いて温泉街まで帰ることに。
思わぬロングコースになってしまった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする