島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

島原城下を歩く7(防衛編)

2014-05-04 15:41:51 | 歴史・史跡
島原城内の売店で、うどんやカレーなどのお昼をいただき、休憩を取りました。
午後の観察会の始まりです。
そのまま武家屋敷に向かうのかと思いきや、島原城の石垣に沿ってぐるりと1周しました。
こういう場所を「帯曲輪(おびぐるわ)」と言うそうです。
高い石垣です。(表紙写真)
これは攻め手も手をこまねくものです。
大手門と東虎口門では、攻城する方の立場からお城を見ましたが、今回は防衛する側の立場になって見てみましょう。

こちらはお城から見た大手門方面です。
お堀を挟んで、例え敵兵が大手門を突破出来たとしても、その姿はお城から丸見えです。
壁には鉄砲や矢を射るための隙間が拵えてあるため、こちら側からは安全に敵兵を攻撃できます。

そして、東虎口門の正面にあった櫓からの眺めです。
こちらも上から敵兵の姿が丸見えです。
正面の坂をまっすぐ登ってくる敵兵を一発一発(一射一射)冷静に討ち取れます。
う~ん、やはりお城は戦う為の要塞ですね。
コメント
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