島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

上山公園を歩く、その4-三重塔

2016-10-10 13:09:45 | 歴史・史跡
もう一つの諫早市指定有形文化財「三重塔」です。
愛宕社宝殿のすぐ隣に建っています。
「三重塔は『仁王経読誦(にんのうきょうどくじゅ)一千部并(ならびに)一字一石塔」で、享保六年(1731年)に建立されました。
 導師は平仙寺第十世法印運盛で、施主は百武与次兵衛昌芳という人物です。国家安泰・五穀豊穣を祈って護国の教典として尊重された仁王経を読誦し、読誦が終わったことを記念して建てられました。
 昭和五十九年に行われた再建の際の調査では、経文を墨書した多数の川原石と建立時の祭祀に使われたと思われる小皿二枚と銭貨十二枚が出土しました。」諫早市教育委員会
ニコイチ(2つで1つ)のような文化財だったので、2つ続けて紹介しました。
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上山公園を歩く、その3-愛宕社宝殿

2016-10-10 12:45:02 | 歴史・史跡
引き続き、上山公園を歩いています。
愛宕山に登って来ると、眼前に出現したのは「愛宕社宝殿(あたごしゃほうでん)」です。(表紙写真)
「愛宕信仰は中世期には武の神として、また近世期には鎮火・防火の神として広く信仰されました。
愛宕社は永禄六年(1563年)、大村純忠との戦いでの武運を祈った西郷純尭(すみたか)によって奉祀されたのが始まりです。
 愛宕社宝殿及び三重塔は諌早の中・近世史を研究する上で、また石造物研究の上からも欠くことのできない貴重な文化財です。」
すぐ隣に三重塔もあるのですが、2つ同時に掲載すると文章が長くなるので分けました。
2つとも諫早市指定の有形文化財です。
「『諌早日記』には元文元年(1736年)の記事に、山城国(現在の京都府)の愛宕山権現を遷宮したことを示す棟札(むねふだ)があったことが記されており、愛宕社を祀った目的が「一家一門群兵武運長久求顕円満子孫長久」であったと記しています。
 この宝殿は、元々は木造であったのを享和元年(1806年)に石造としたものです。」諫早市教育委員会
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桜の樹液

2016-10-10 11:30:54 | 植物
三連休最終日の体育の日は、とんでもなく良い天気に恵まれました。
やはり10月10日は晴れるというのは本当ですね。
だから1964年の東京オリンピックの開会式の日に選ばれたのですね。
さて、あまりにも良い天気なので館近くの屋外をウロウロしていると、「桜の樹液」を見つけました。

おおー夏は終わったけど昆虫が集まるかな〜と思って調べてみると、桜の樹液に昆虫はあまり集まらないようですね。
写真で見たとおり、桜の樹液はゼリー状になるため、昆虫が集まる為の甘い匂いが飛ばないそうです。
ん〜残念。
良い天気に誘われると、思いがけないものを見つけられました。
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