散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20230504最近読んだ本

2023-05-04 22:47:22 | 読書
■「探偵ザンティピーの休暇」小路幸也
日本人のを表現する味わいがある。

■「純喫茶パオーン」椰月美智子

■「探偵ザンティピーの仏心」小路幸也

■「誰かが見ている」宮西真冬
かつて事件の謎を埋没させるために、これでもかという残虐シーンを盛り込んだ推理小説があったが、その残虐シーンを子供に関する嫌な人間関係の場面に置き換えたような作品。

■「工作艦明石の孤独4」林譲治
非常に実務的、かつ現実に密着した政治やプロジェクトマネジメントを描いてきたと思ったら、ラストでSF的に話が大爆発。宇宙を解釈しなおすかのような壮大な話になった。

■「パブリックアート入門」浦島茂世
面白くて良い本のはずが、誤植が多くて気になりすぎる。

■「イン・ザ・ヘブン」新井素子

■「清張地獄八景」みうらじゅん編
松本清張のすごさはわかったが、それは私が読まなくても良い種類のすごさであることが分かった。

■「刀と傘」伊吹亜門
明治の直前を舞台にしたミステリだが、現代の感覚で十分違和感なく読める。
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あと少しで夏ビール

2023-05-04 16:12:34 | 飲み歩き・琴似界隈
私のビールの好みだが、なるべく濃いめ、苦めが良いのではないかと思っている。しかしながら、時と場所によってはライトなビールも良いものである。沖縄で飲んだオリオンビールも美味しかった記憶があるが、もう遠い昔のことになってしまった。

しかし、琴似のカフェ「KC」で夏にカールスバーグを飲むのは悪いものではない。暑い日に店にたどり着き、少し外気の感じを味わいながら飲むと、比較的ライトなカールスバーグもひときわ美味しく感じるのである。



今日は、うーん、夏到来にはもう少し時間がかかるということだな。
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20230504ギャラリー巡り

2023-05-04 14:50:09 | 美術・アート
本日は近美→資料館→HOKKAIDO ART→さいとう→スカイホール→三越→らいらっく→大通→SCARTS→CLAC→大丸の11か所。

天気はどうなんだろうと思いつつ、上着を着ずに出発。



■北海道立近代美術館「トリック×イリュージョン!」。
深堀隆介「方舟」:古い机の引き出しに水を張り、そこに金魚が沢山泳いでいるという造形。机は本物の骨董品で、樹脂とアクリルで水と金魚の部分を作っているのだ。この人の作品をじっくり見ることが出来るのは嬉しい。
深堀隆介「雪花」:こちらは桶の水に氷が張った状態を作り出している。
上田薫「ジェリーにスプーンC」:「なま玉子B」が宣伝とかで多く使われているので、こちらの方が新鮮に見ることが出来た。スプーンの反射とジェリーのふるふるした感じが良く出ている。

デイヴィッド・ホックニー「京都 1993年4月24日」:龍安寺の庭の写真を何枚も取り、平面に展開した作品だろう。こうすると、一辺にすべてを見ることが出来ないと言われている庭石が全部見えているのではないだろうか。
マウリッツ・コルネリス・エッシャー「滝」:永遠に落ち続ける滝はともかく、周りの変な植物や建物の幾何学的シンボルなどが面白いのだ。
サルバドール・ダリ「ダンス(ロックンロール):セブン・ライブラリー・アーツより」:ダリの場合、妙に画が上手いのがポイントの一つだと思う。

森村泰昌「美術史の娘、王女B」:服の妙な質感など、相当こだわって作っていると思う。
福田美蘭「湖畔」:一瞬「あれ、どこがパロディなんだっけ?」と思うが、人と背景のバランスがまったく違うのか。
福田繁雄「ランチはヘルメットをかぶって…」:ナイフやフォークの塊にライトを当てるとオートバイが浮かび上がるという有名作品。最後のコーナーはいくつか撮影可能な作品があった。



フジ森「花びんと鳥かご」:動かない実体の鳥に光を当てて動かす作品。



フジ森「タンポポ」:人の動きを捉えてタンポポのタネを飛ばす作品なのだが、ちょうど良いタイミングで頑張ってくれる人がおらず、あまりタネの写らない寂しい写真になってしまった。



ロビーに出ると、マグリットの作品に入り込んで記念撮影ができる。



ゴールデンウィークのせいもあるだろうが、何となく楽しそうな展覧会というイメージのせいか、親子連れが多かった。かなり賑わっている部類に入ると思う。



■北海道立近代美術館「友田コレクションの精華 魅惑の版画と詩」。
友田多喜雄、清水敦「詩画集ちいさなものたち」:清水の版画が抒情的でハッとした(浜口陽三っぽいか)。



フランシスコ・ゴヤ「『戦争の惨禍』同じことだ」:結局、殺す方も殺される方も戦争に参加したのは同じことだという意味だろうか。攻めた方が第一義には責任を問われるのだろうが、攻める理屈もあるだろうし、どこかで反転攻勢に出ればそれは何が違うのかという話でもあろうし…。



オディロン・ルドン「聖アントワーヌの誘惑(の一枚)」:ルドンの雰囲気あるわあ。



パブロ・ピカソ「『メタモルフォーズ』女の体の部分」:最初右手側から見た時、抽象画かと思った。



マリオ・マリーニ「(不詳)」:マリーニの版画が3点あったが、初めて見るので興味深い。



清水敦「北の詩」:メゾチントの仕上がりは悪くない。



一原有徳「銅のメモ」:一原作品の小品は十分手が届くので、欲しくなるよね。



友田コレクションだが、作品展示の途中に友田の作成した短歌のパネルがあり、画を手に入れた時の喜びや、じっと眺める楽しさが歌われている。とても好感の持てる、こうあるべきコレクター像という感じがした。

■北海道立近代美術館「昭和のガラス工芸」。昭和も2代前になってしまったので、この後「平成のガラス工芸」も振り返って欲しいものだが、ちゃんとコレクション出来ているのだろうか。
岩田藤七「茶椀・銀河」:相当よくできていると思う。



岩田藤七「茶碗・玄影」:そして対比のために陶器の茶碗を置いたのかと思ったら、こっちもガラス作品なんだとさ。



■北海道立近代美術館「新収蔵品」。2022年の新収蔵品だそうだ。
折原久左ェ門「標」:この方の作品も散逸せずに残されると良いが…。



小川待子「Untitled」:ザックリした作りが目を引く作品。



小川待子「Time Unearthed 2018 N-1」:水のような、氷のような部分に目が行ってしまう。



ふー、疲れた。



近美を出て少し歩くと、教育文化会館が改修工事に入っていた。



■HOKKAIDO ART GALLERY「豊田満展」。
「干し魚」:こういう画題、よくあると言えばよくあるんだけど、シンプルで悪くない。



「桃内海岸」:この海岸は塩谷トンネルと忍路トンネルの間にあり、目立つ岩は「桃岩」というのだそうだ。小樽出身の画家が素直に書いたきれいな風景画である。



■さいとうギャラリー「カミムラルイ個展-青の随に-」。色彩が私の好みである。
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閉店341

2023-05-04 14:18:34 | いろいろ写真館
ギャラリーCLACに行ったところ、同じビルの1階にある喫茶店が閉店になっていた。一度も入ったことがないし、名前も今調べるまで知らなかったのだが、何となく気になっていたのだよなあ。



中に人が二人いたが、何を話しているのかは分からない。
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そろそろビールの美味しい季節かな

2023-05-04 12:09:46 | 飲み歩き・すすきの周辺
昼食時間になり、今日は気温が上がって来たこともあってビールを飲みたいなと思っていた。地下鉄すすきの駅を降りて、ちらりと中華「O」を覗いたところ、カウンター席に空きがあるのが見えたので、すかさず入店。まずはビールスタートだ。



調味料は席についてから持ってくるようになったんだね。いろいろ手間がかかって大変である。



まずは餃子のSサイズ。あまりにも早く来たので「焼き置きか…」と思ったが、完全状態の90%くらいの熱さだったので、これならば十分だ。



それから南2条店ではちょうど良い量の盛り合わせが無くて困っていた、ザーサイとキムチの盛り合わせ。量が適切で、値段が173円(税込)。これでいいじゃないの。

次に来たのもビールに合う回鍋肉だ。



餃子と回鍋肉でビールを片付けて、もうちょっと飲みたくなり紹興酒(冷)を追加する。



これでザーサイとキムチを食べて、ちょうど満足である。店は狭いけど、酒飲み心にかなう「O」すすきの店であった。そういえば、カウンター席にも呼び出しボタンがあったのが、追加注文をする時に便利でありがたい。

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閉店340

2023-05-04 09:50:54 | いろいろ写真館
北海道立近代美術館に行く時によく前を通りがかるローカルコンビニ(看板には「ディスカウントストア コンビでスーパー」と訳の分からないことが書いてある)が、4月28日に閉店になっていた。確か1回は入ったことがある気がする。



北10条西19丁目に本店があるのだそうで、そちらは営業を続けるとのこと。
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