氷ノ山の貴公子(前住孝行ブログ)

議会活動・議員活動、県内行事の日記を掲載します。

第1回市町村議会議員特別セミナーのリモート研修1日目

2022-04-11 16:52:00 | 議員活動
第1回市町村議会議員特別セミナーのリモート研修を受けました。
一つ目の講義は、福井県知事杉本達治氏で、「地方行政と政策デザイン」という内容でした。参考になることとして、「ふくい式20%ルール」として、担当の仕事以外を20%仕事として行って良い。スポ少指導、団体の事務などをすることで、本業にも良い影響があるということでした。また、コロナ禍の推進で行ったペーパーレス化がリモートワークにも活かせるし、働き方改革、男性の育児休暇取得率にもつながっているそうです。スケジュールに資料添付することで、どこにいても資料の確認ができるのは、とても良かったということでした。
また、市町村と連携して、マイナンバーカード普及をしたり、コロナ禍の消費喚起策として、デジタルバウチャー「ふく割」を作り、市町村と連携して電子クーポン発行をしているそうです。
かなり、若桜町にも取り入れていけそうです。
2つ目は、「少子化問題の日本的特徴」と題して、中央大学文学部社会学専攻の山田昌弘教授の講義を聴きました。
対策としては、①若者の結婚しやすい条件を整える…結婚、恋愛サポート、経済的不安定な男性に対する支援ということで、良い例としては、〇〇オタク婚、農家共同経営者募集などがあるそうです。②中高年独身者が孤立せずに生活できる条件を整える…中高年婚活、グループホームということでした。
根本的な所では、男性の経済力の高さを求める風習が高まっていることが原因で、男女共同参画の推進こそが根底にあるということを聞き、自分の思っていたことを再確認させていただきました。女性が正規雇用なので、男性非正規雇用でも全然暮らしていけますよと言った事例が普通になっていくと婚姻率も上がってくると思います。
コメント
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