常任委員会調査2日目は、沖縄県警察本部に少年非行防止についての調査に伺いました。
中学生の犯罪率や再犯率の抑制のために、教育委員会と連携した支援隊の組織化をされたり、本人保護者と面接指導をされたりと取り組みを進められることで、件数もかなり減少していました。高校生の犯罪率も全国平均以下になっていて、早いうちに対策をされていることが参考になりました。
質疑では、ネット犯罪や薬物犯罪の状況をお尋ねすると、現実的な数字を教えていただき、見えにくくなっている犯罪の対応策をこれからもしっかりと取り組んでいく必要性を感じておられることに共感させていただきました。鳥取県も同様に若年妊娠率が高いのことに注視されていて、様々な視点から支援をしていく必要性についてもお聞きしました。
少年犯罪は、なくなるべきことなので、家族や社会で子どもたちを見守れる社会を今の時代にあった形で作っていければと思いました。
また、昼からは、観光製塩ファクトリー、勝連城跡あまわりパークに調査に行きました。
地元資源を生かした塩の製塩で、精製から加工、販売まで観光も絡めてされていました。世界遺産の勝連城跡もあまわりパークという施設もあり、歴史や地域の若者と一体化させて、歴史的な踊りを動画で観れるようになっていて、現代との共有もできていたことは参考になりました。マンガの世界では「転生」がブームなので、こういった時代を越える取り組みは取り入れていくべきだと思いました。