県内調査で、県立美術館、博物館、岩美高校に行きました。
県立美術館では、運営に携わる鳥取県立美術館パートナーズ株式会社さん、とっとり県美応援団さん、鳥取短期大学さんと一緒に建設中の美術館を案内してもらい、その後、意見交換をしました。テーマを鳥取県立美術館における地域と連携した「県民立」の美術館づくりについてで、ハード面のことはよく話しますが、そこに携わる方々、ソフト面での取り組みが見られ、みんなで作り上げる美術館になりそうで安心しました。地元の方ばかりに頼りがちになりますが、思いのある人は、全県、または、県外にも居られると思われるので、応援団募集をさらに拡大してほしいことをお願いしました。また、県産材を使われるようなので、ここは、どこの杉ですとか、ここは、どこのケヤキですなど、地元も貢献していることをを知れば、より身近に感じてもらえるのではないかと提案しました。外に飾る作品などの防災時の保護などはどうなのかも、確認させていただき、安心してくださいと心強い言葉をいただきました。完成が待ち遠しいです。
博物館は、時間が無くてざっと見学させていただいて、収蔵庫が足りていないことがよく分かりました。大事な収蔵物が適切に管理されるように考えないといけないと思いました。古文書の解読を市民ボランティアでされ、作品を一般の方にも分かるようにされている取り組みは、全国にないことで、日本一の博物館とも言われているということも初めて知りました。
岩美高校の魅力づくりの取り組みを説明していただきました。勉強不足で数字から考えられることを意見させていただきましたが、あとで先輩議員に聞くと、少し現状とズレていたことが分かりました。それを踏まえて考えると別のことを聞けばよかったと後悔しました。こうしたことも調査に出たからこそ分かったことなので、しっかりと研鑽を積んでいきたいと思います。