昨年から行きたいと思っていた全国市町村国際文化研究所(JIAM)主催の議員研修会に参加することができました。これまでは、滋賀県の琵琶湖ほとりまで行って研修を受けていたのですが、コロナ禍であまり積極的に県外へ行くことができない中、リモートで受講できるということだったので、申し込んだところ予定より多い45名のリモート参加だそうです。とてもありがたい機会をいただきました。
初めに、元全国市長会会長の森民夫氏の「地域発の生きた政策」と題した講演を聞きました。
長岡市の取り組みを聞き、市民の声を形にした実績を聞きました。その中で、議員の資質として、市民の声を聞き、自分なりにその要望を消化し、異なる政策分野を総合化して目的を首長と共有することが大事だと言われました。改めて提案型にした方が答えやすいということでした。後半では、コロナ禍の市町村の役割を話され、今こそ、地方自治体の力が試されていると言われて、検証しないといけないと思いました。
2つ目は、「地方自治体におけるAI・RPAの導入と今後の展開」と題して、早稲田大学政治経済学術院教授の稲継裕昭氏の講演を聞きました。自治体におけるAIの活用事例を紹介していただき、さまざまな分野で使われていることが分かりました。開発は多額の経費がかかるので、先進地の真似をすれば良いということで、安価な取り組みも紹介されたので、尋ねてみようと思います。時代は、大きく変わってくるので、合わせていく必要性を感じました。
こうして全国的な取り組みを聞けるこの研修機会を大事にしたいと思いました。