人口減少社会問題調査特別委員会強靱化部会3日目に、中部へ伺いました。
初めに、三朝町竹田地区にお邪魔して、現状と課題について伺いました。3件ほどの集落が多くあり、集落の機能も果たせなくなっていて、まつりごとも難しくなってきているそうです。維持管理をするのも人に負担が大きくかかり、離れていく人が多いようです。三朝の役場周辺でなんとか留まってくれていて、週末に見守りにくる世帯も多いようです。
また、倉吉の般若集落にお邪魔しました。携帯も入らず、若い子には厳しい状況でした。生活道が倒木で不通になることがないように、公道法面伐採を進めてほしいと言われました。公民館長さんが空き家の草刈りなどもされているので、今は、きれいに維持されているけど、そういう方がいなくなったら大変になりそうでした。財産区で、皆伐され、タイワンヒノキを植えられていました。シカの被害は少ないと言われていましたが、苗を食べられないか心配でした。
最後に、琴浦町の野田集落に伺いました。コロナ前までは、そばで地域おこしをされていて、表彰もされていたようです。しかし、高齢化もあってやめてしまって、そばの販売だけになっているそうです。上水もやっとつなげてもらえるようになったし、子どもがいなくなってから町営バスが通るようになった。インターネット環境も安定していないということでした。生活インフラもまだ行き届いていない現状も見させていただきました。
中山間地域の現状を見させていただき、その様子をまとめ、これから必要な施策提言に向けて協議していければと思います。