hyperclub

パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

コンテンツ

2006-02-10 23:46:53 | 音楽
 ネットの世界でよく使われる用語に、「コンテンツ(contents)」がある。辞書を引けば、「内容物。中身」とある。ひと頃、「ホリエモンはライブドアの歩くコンテンツ。彼が行動を起こせば株価が上がる」といった具合に使われた。

  人は誰も自分の中にいくつか引き出しを持っている。数多く持つ人もいれば、一つだけでも深いのを有する人もいる。その引き出しとは、教養だけではない。文化であったり、特技であったり、卓抜した技であったりと様々である。それらをコンテンツと定義する。

 ネットの発達に連れ、そのコンテンツを表現する場も進化して来た。その典型がホームページである。さらにメルマガであり、掲示板であった。ネット社会とはコンテンツ発信の場なのである。

 今、もっと旬な表現媒体がブログである。ウェブ上のログ(記録)ということで知られるが、日記のようなものという概念からさらにアグレッシブな進化を遂げている。検索エンジンとの相性がよいことから、ビジネスに有効なメディアとして注目されている。WEBページを発信する人にとってSEO対策(いずれ詳しく触れたい)に優れたブログは放っておく手はあるまい。

 ぼくごときが駄文をまき散らしてよいのだろうか、と当初は戸惑ったのが嘘のように続けられている。もちろん自分にコンテンツのようなものがあるのかと迷った末である。実際、ぼくの身近には、("ど"がつくと過大にぼくを評価してくれる)K氏やH氏(そのK氏が媒酌人となった本業行政マンのライター)のように教養豊かで深い知識と洞察を泉のようにたたえる豪傑がごろごろしている。しかも書き手として手練である。彼らの前では悄然とするばかりだが、彼らの参入前こそ草狩り場と、小物なりの浅知恵で飛び込んだというのが正直なところである。

 今、教室ではブログを発信する人が増えて来たが、この程度でよいのか、と書く勇気を奮い立たせたという意味では随分貢献したと自負(?)している。

 suzuriinの「トロントより風の便り☆☆」を読んでもらえれば一目瞭然であるが、異国での生活の模様が文章で読めるばかりか、フォトアルバムによって彼の地の文化や風土がリアルタイムで視界に飛び込んでくる。こんなエキサイトなお道具を使わない手がない。また、ぼくの発信が滞れば、事実、最近さぼりがちだったが、叱られか、励まされるか、逆に納得されるだけだが、もし彼女のが停滞するようなことがあったら、大変! 皆が案じることになる。これも別な意味での効用である。

 この度、コンテンツをふんだんに詰め込んだお二人が、ブログ・デビューを果たされ、瞬く間に裏も返されたようである。三度目からやっとお馴染みさんになるという花柳界の風習に則り(…?)、追ってご紹介させていただくはずである。

 サンザご心配をおかけして不埒なことをいって恐縮であるが、煙草がうまいと思えるほど回復してきた。もし、奇矯な振る舞いが見られるとすれば、微熱のせいである。風邪はうつせば治ると聞いていたのに、 だぁれもうつってくれなかった…。そこまで力が落ちたのか、と塩凡。T氏からお借りしたモーツァルトに癒されている。