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パソコン教室アイラブハイパークラブです。
教室に流れるBGMなどを紹介します。

純情きらりとジャズ

2006-04-12 22:41:00 | 音楽

 ここんとこのお気に入りは、朝の連続ドラマ「純情きらり」である。昨日などは妖しい天気ながら裏庭(と呼べるかどうか…)には鶯の鳴き音が聞こえ、茶をすすりながらまったりと春の朝の風情を楽しみながら、眠気の残るマナコを画面に向けていた。

 昨日の見どころは、ヒロインの桜子が新入生歓迎会の合唱で、当時の風潮からしたらもっての外の、ジャズ調のピアノ伴奏するところではなかったか。とりわけ瀧廉太郎の「花」をジャズ風にアレンジしたピアノの伴奏はノリもよく思わず身体を揺らしたくなるほどでオメザには最高だった。

 このドラマの舞台は愛知県の岡崎市で、ピアノが大好きという主人公は周囲の反対を押し切って、東京の音楽学校を受験する。東京でジャズの生演奏にふれ、将来、ジャズピアニストになることを夢見るが…。と、番組紹介にあるように、ジャズが大きな要素を占めている。

 で、ここでハタと気がついた。実は、岡崎市、ジャズには深い縁がある町なのである。

 岡崎市には、「ドクター・ジャズ」と呼ばれる内田修さんというお医者様がみえるのだが、氏はもうただのジャズ好きを通り越して、ジャズクラブを設立されるなど、日本のジャズシーンにも多大な影響を与えておられる。そして、氏のコレクションとなる、万を越えるジャズのレコードや貴重なオリジナルテープなどを、岡崎市に寄贈された。市では、それを期に「岡崎市シビックセンター」を設立し、ジャズ・レコードのデータベース化やオリジナルテープのデジタル化している。また、、全国的にもめずらしいジャズ試聴ができる資料室があるという。

 ホームページを訪れると一目瞭然だが、素晴らしいページである。ジャズ初心者にもジャズの愉しさが伝わってくる。ここのデータベースにはぼくもずいぶんお世話になっているし、2003年10月からは同センターが発行するメールマガジンを購読させてもらっている(最新号は23号)。月に一度ほどのペースで届けてくれるのだが、着信するやただちにジャズの匂いで教室が包まれる気がして、待ち遠しいのである。

LINK: 内田修ジャズコレクション
LINK: 岡崎市シビックセンター