電源を入れてもパソコンが立ち上がらない。画面が真っ暗、もしくは英語で不明な文字が羅列する。Windows XPの画面が何度も繰り返されるばかりでデスクトップ画面に到らない…。
この夏、このような危機を体験した人が多かった。もちろん当教室の皆さんに限るのだが。原因は、一概に言えないが、
- 猛暑による熱暴走
- バッテリのヘタリ
- 機械のワガママ
- その他(主に運の悪さ)
などがあげられる。これだという理由がある訳でなく、アレヨアレヨという間になんとも理不尽な状況に追い込まれたというのが実際のところか。
ハードディスクがクラッシュに到る確率は中に入っているデータの重要度に比例する。「マーフィーの法則」というと、
バターを塗った面を下にして食パンが着地する確率は、カーペットの値段に比例する
が有名だが、パソコンは壊れるものと考えるのが自然だ。
パソコンが壊れてもっとも痛手をこうむるのは重要なデータの消滅である。転ばぬさきの杖というか、事前に対策を講じようというのが本日のテーマである。
たとえばNECには「バックアップ-NX」が、プリウスには「Prius かんたんPC設定」というツールがあるというようにメーカー製のパソコンには便利なツールが付属している。逆に言えば、こうしたツールが提供できないメーカーなどありえない。しからばユーザーは利用しなければ損ということ。しかもパソコンの状態のもっとも良いときに実行しておくべきである。この週末、マニュアルを読むか、メーカーのサポートページを訪問して、さっそく取り組まれたらいかがだろう。
マー・ウェスト 価格:¥ 2,100(税込) 発売日:2002-03-20 |