
イヌスギナの群生。(神奈川県自然環境保全センター)
イヌスギナはスギナとちょっと違って、栄養茎の上にツクシ(胞子茎)がつく。

そんなイヌスギナのそばに蝶がやってきてハルジオンに止まった。
サカハチチョウの春型だ。

春型の翅の裏側。
サカハチチョウは春と夏の2度出現する。

春型はこのようにオレンジ色のまだら模様と白っぽい帯がある。なかなかきれいだ。
なお、夏型は濃い茶色に白い帯があり、春型とはまるで違うチョウに見える。

サカハチチョウと比べるとずっと小さいし蝶では蛾なのだけれど、
マドガもなかなか惹きつけるものがある。(追分市民の森)

茶色地に金粉を散らしたような翅には窓がいくつも開いている。
胸には縦に3本の金筋が入っているのも蛾とは思えないお洒落だ。

お洒落といえばハンミョウも負けていない。(神奈川県自然環境保全センター)
地面の上でポーズをとり、人が近づくと少し前に飛んで再びポーズを決める。