神奈川県自然環境保全センターの数本のユリノキに花が咲くころとなった。
同じモクレン科のホオノキとほぼ同じ時期に花をつける。
あちこちの街路樹とか国立博物館の庭にもあるが、毎年ここで見るのが楽しみだ。
黄緑色の花弁にオレンジの模様が入った姿は木の上のチューリップのように見える。
英名の tulip tree を納得できる。葉の形からハンテンボク(半纏木)ともいうらしい。
同じ季節、保全センターの数本のセンダン(センダン科)の木に薄紫の花がいっぱいつく。
10本の雄しべが合着して紫色の筒を作っているのがユニークだ。
センダンの花はアゲハ類に人気があるらしく今回はアオスジアゲハが来ていた。
羽状複葉の葉は大きくて長さ50cmほどにもなる。