上瀬谷の旧・通信隊広場のあたり、草が伸び放題の部分が増えている。
紅葉のアメリカフウロの近くにはマメグンバイナズナが群生していた。
マメグンバイナズナ(アブラナ科)
明治になって来たアメリカから帰化したらしい。
果柄と実の形が軍配に似ているというが、大きさは5mmもないぐらいだ。
グンバイナズナ(アブラナ科)
これは7年ぐらい前に宮ヶ瀬で撮ったグンバイナズナで実の大きさは1cm以上。
こちらのほうがたしかに軍配と思える。 西アジアやヨーロッパ原産だという。
キツネアザミ(キク科)
キツネアザミの姿も見られた。
ノアザミより少しスマートで頭花の姿も可愛い。
ムギセンノウ(ナデシコ科)
カナムグラの葉が広がっているところにムギセンノウが咲いていた。
花は3cmぐらいあるので雑草の中では目立つ。
ムギセンノウは園芸種としてアグロステンマと呼ばれているので、
ここのも栽培されていたのが逃げ出したものかもしれない。
ここは最近まで米軍が使っていた。もしかして将来に帰化植物となる種はあるのだろうか。