入笠湿原の周辺を歩いていると道の両側にいろんな木が生えている。
木の葉が白くなっているのがあった。マタタビだ。
マタタビ(マタタビ科)
この時期に葉が白くなるのは、たぶんハンゲショウと同じような戦略があるのだろう。
マタタビの木がこんなに大きいわけではなく蔓性で他の木を利用しているのだ。
横に伸びた枝の上に白いものが付いている木があった。
タチヤナギ(ヤナギ科)であろうか。
真っ白なふわふわの中に小さな黒いものが見える。綿毛の付いた種子だ。
風に誘われて飛んでいく。こういう柳の種子を柳絮という。
10年ほど前に家の近所で見た柳絮。
その綿毛が菜の花畑の上を飛んでいる様子。
なつかしく思い出した。