観音崎の遊歩道の斜面でコモチシダを見た
葉の表に白いものがたくさんついている。無性芽だ。
小さな芽は成長するようで小さいものから大きいものまであった。
シダは葉に胞子嚢が形成され、そこから胞子を飛ばして繁殖するのが普通だ。
コモチシダは胞子嚢群あたりに突起ができ、その先から葉が一枚出てくる。
この無性芽がやがて離れて定着した場所で成長していくことになる。
葉の裏にいたのはチャバネアオカメムシのようだ。
海岸の方に行くと潮の引いた岩場の穴に何かがいるように見えた。
ごく小さいものから直径1cmぐらいまでの丸いものが小さな窪みにいくつもある。
ちょっと触るとムニュムニュしていた。
タテジマイソギンチャクというものらしい。
触手を伸ばしてもらおうかと海水をかけてみたが開かなかった。
量が少なかったか。いつか海水をかぶっているときに観察してみよう。