横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

初めて気づいた

2018-02-08 04:49:28 | 日記



境川でカワウが羽根を広げて休んでいた。






カワウの羽根は潜水性能重視のため、ほかの水鳥などと違って水を弾かないので乾かす必要がある。
白い婚姻色が出ている。 頭頂部は黒い羽根がモヒカン刈りのようだ。






カワウは黒いと思っていたが、実は褐色というか赤銅色というか薄色の部分がかなり多い。

カワウは四本の指の間の全てに「水かき」がある。こういうのを全蹼(ぜんぼく 蹼は水かき)という。
カモたちは三本の前趾(第2趾~第4趾)の間には水かきがあるが、第1趾(後肢)と第2趾の間にはない。






カワウはエメラルドグリーンの眼がきれいだ。と少し前の記事に書いた。






帰ってから画像を見て初めて気づいたのだが、この画面では瞳の右半分に膜が張っているように見える。
これは瞬膜というものだ。瞬膜とは透明または半透明の膜で、水平方向に動いて眼球を保護する。
鳥類、爬虫類は発達した瞬膜をもち、両生類や魚類の一部でも見られるそうだ。



コメント (2)
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