
境川遊水地へはコサギやカワセミやモズなどを見ながら和泉川沿いを下っていった。

鳥たちのほかには、あちこちで梅の花が見られた。
この前コジュケイを見たあたりには、ずいぶん小さいのにしっかり花盛りの梅があった。

そして近くにはオニグルミの木が何本かあった。
すっかり葉は落ちているので遠目には何の木か分からない。

近寄って枝先を見ると特徴的な葉痕があってオニグルミと分かる。

落葉樹の場合、冬の前に葉が落ちると枝に葉痕が残る。
木の種類によって葉痕の形はさまざまだが、何かの顔にたとえられるものが多い。
オニグルミの場合、葉が落ちた痕が羊の顔のように見える。
頭の上には冬芽がついていて春になれば葉を展開するはずだ。

枝先には葉痕がたくさん集まっていて、中には羊というより猿の顔に近いのもある。