自然環境保全センターのセンダンの木にヒヨドリがやってくる季節となった。
黄色く熟した実が狙いだ。核の部分が大きく果肉は少ないのだがヒヨドリには大事な食べ物だ。
センダンの木のすぐそばの畑にもヒヨドリが集まって白菜などの野菜を食べている。
家の近所の畑でもヒヨドリがやって来ていろんな野菜の葉を食べている。
葉っぱがすっかり食べられて、どういうわけか花序が残っている。
人間とは少し嗜好が違うようだ。
センダンは鳥に食べてもらって消化後に離れたところで種を落としてくれることを狙って実を付けている。
野菜は誰にも食べられることなく花を咲かせ種を造って子孫繁栄につなげたいと生長する。
にもかかわらず花が咲く前に人に収穫されたりヒヨドリに食べられたり散々だ。
こういうのを食べないのはもったいない話だ。