
芦ノ湖西岸歩道ではクロアゲハだったりクロヒカゲだったり蝶も出てくれた。
やや暗いところ何カ所かではキマダラヒカゲも見かけた。

キマダラヒカゲといえば、近所でもよく見かけるのはサトキマダラヒカゲだが、
芦ノ湖で見たのはヤマキマダラヒカゲであるように思う。
サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲの相違点として言われているのは、
ヤマキマダラヒカゲでは 赤矢印で示した3個の斑が「く」の字に並んでいること。
青矢印で示した眼状紋の黒色が大きく黄環が細いこと。

一方、サトキマダラヒカゲでは 赤矢印で示した3個の斑がほぼ直線的に並んでいること。
青矢印で示した眼状紋の黒色が小さく黄環がやや太いこと。
このことから今回見たのはヤマキマダラヒカゲであると思った。
ただ、あちこちで見たキマダラヒカゲで、相違点とされる部分を明確に区別出来ないことも多かった。

ヤマキマダラヒカゲよりずっと小さい蝶が葉の上にやって来た。

黄斑つながりで、キマダラセセリだ。

さらに小さな蝶、ルリシジミが木の葉の上にいた。あたりを飛んだり止まったりしている。
ルリシジミはヤマトシジミと違って比較的高くまで飛べる。

何かの花の蕾の辺りに産卵をしているようだ。

低いところではルリシジミより少し大きいぐらいの蛾の仲間が産卵しているような姿勢だった。
ルリシジミのように落ち着いてなく、あたりを飛び回りながら産卵しているように見えた。