
暑さが少し和らいで、のんびりと毛繕いしてもらうボス猿。

野草園ではカリガネソウなどさまざまな季節の花が咲いている。

久しぶりに高尾山に行ってきた。2012年以来だから7年ぶりだ。
その頃に比べると、平日なのに大賑わいだ。紅葉シーズンになると凄いことになりそうだ。

1号路から薬王院の境内を通って山頂へ向かう。

高尾山は天平6年に行基が開創し、現在は高尾山薬王院有喜寺と称する。
川崎大師平間寺、成田山新勝寺とともに真言宗智山派の関東三大本山だ。
ここは権現堂。神仏習合で飯縄権現を祀る。

山頂から江の島方面を見るが、ちょっと靄が多くかすんでいた。
山頂付近は7年前とすっかり様子が変わっていた。
ビジターセンターも建て替えられ、山頂より少し下に2階建ての大きなトイレが出来ていた。

山一帯に一番多かったのはノブキの花(実も)だが、その次はヤマホトトギスだった。

たいていは一株、二株で少し離れたところでまた見るという風であったが、
いろはの森コースで日影に向かう途中に固まって咲いているところがあった。

花が終わって、緑色の細長い実になっているのも多い。
標高600m弱の山だが自然が豊かなことを再認識した。