
瀬谷市民の森には遊歩道がいくつかあるが、この道は比較的狭い方の道だ。
両側の木々で晴れた日でも暗い。

道の傍の大きな木の根元に細長い葉がもじゃもじゃと密生していた。

かき分けると奥の方に小さな花序が見えた。

ジャノヒゲの花に似ていた。
しかし細い葉はジャノヒゲよりずっと長いように見えた。
ナガバジャノヒゲというのかも知れないが、明確な区別の仕方を知らない。

開花している花を撮ろうとするとすぐに花弁が落ちたりして、
蕾の状態の花序を撮るのが精一杯だった。

同じような葉のかたまりが道端に何ヶ所もあった。
秋には実が生り冬に熟すと鮮やかなブルーの玉となって葉の奥に潜む。