追分市民の森でタケニグサを何本も見た。
タケニグサは近所を歩いていると必ず見かける花の一つだが、
ブログの記事にするのは１０年以上前が最後だった。
蕾と花と花後。茎の下から順に上の方に咲いていく。
蕾は萼に包まれているが開花すると萼が落ちて多数の雄しべと雌しべ一つが見える。
やがて雄しべも落ちて雌しべ（子房）が残り果実になる。
秋になって実が乾燥すると風に吹かれてシャラシャラ音がする。
追分市民の森にも瀬谷市民の森にもムラサキニガナが何株もあるのだが、
今年は花の時期を見逃した。
もう、キク科らしい綿毛の果実がいっぱいだった。
２輪だけ花が咲いていた。
蕾の時期は横を向いているのに花は垂れ下がり、果実はまた横を向くようだ。
どういう事情でそうしているのだろう。
