コセンダングサが咲く季節になった。
家の近所を少し歩くとあちこちで見られる。
キク科のコセンダングサは頭状花序が一つの花のように見える。
頭花は黄色い筒状花が多数集まって出来ている。
ただし家の近所では何個かの白い舌状花がついているものをしばしば見かける。
といっても頭花の周囲にしっかりと舌状花がついているわけではない。
変異の一つなのだろう。
おなじみの実も出来ていた。うっかりしていると衣服にくっついてくる。
家の近所はコセンダングサがほとんどだが、場所によってアメリカセンダングサも見られる。
アメリカセンダングサの大きな特徴として総苞が葉のように延びている。
頭花はコセンダングサと同じような大きさだ。
どちらも帰化植物で、コセンダングサは明治時代、アメリカセンダングサは大正時代に来たそうだ。
コセンダングサの蜜を求めて訪れる虫たちも多い。
短い間に目撃できたものをいくつか・・・ヤマトシジミは何頭も来ていた。
イチモンジセセリも多い。この時期、イチモンジセセリはいろんな花で見かける。
ニホンミツバチが来ていた。たぶんセイヨウミツバチも来るのだろう。