横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

春のきざし

2018-02-23 07:20:12 | 日記



厚木市七沢の神奈川県自然保全センター。
ルリビタキなど冬鳥もまだいが、少しずつ春の訪れを感じさせるものが見られるようになった。






谷戸の小さな池にはヤマアカガエルがたくさんの卵を産んだ。
卵塊の数は毎年すこしずつ減っているような気がするのだが・・・?






林縁で日が差して暖かな落ち葉の上には小さなアブが止まっていた。

落ち葉の下には暖かくなるのを待つ虫たちがいっぱいいることだろう。






林床ではニリンソウやエンゴサクなどの芽が出始めている。

しっかりした葉がにょきにょき出てきたのはキツネノカミソリだ。






球根から出た葉は夏に向かって伸びた後、花が咲く前に枯れてしまう。

花がが終わってから葉が出るヒガンバナとは逆のパターンのように見える。


3月になって草花や生き物たちが動き出すのが楽しみだ。




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水辺の息づかい

2018-02-22 07:31:06 | 日記



鳥を見ながら和泉川を歩いていると岸辺の木々の様子にも気づく。
満開の梅や蝋梅や椿のような花ばかりではない。






水辺なのでネコヤナギの木が多く帽子を脱いだ花が咲き始めている。






ムクゲは昨年の実がはじけて、綿毛を付けた種が見える。
風が吹くと飛び出していくのだろう。






ところどころで何かの木の枝から蓑虫とかクワゴの繭が下がっているのも見られる。






桜の木の北側の窪みではヨコヅナサシガメの幼虫が越冬していた。
南側だと日によって暖かかったり寒かったり変化が激しいのがいやなのかな?


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葉が落ちて

2018-02-21 07:08:08 | 日記



境川遊水地へはコサギやカワセミやモズなどを見ながら和泉川沿いを下っていった。






鳥たちのほかには、あちこちで梅の花が見られた。
この前コジュケイを見たあたりには、ずいぶん小さいのにしっかり花盛りの梅があった。






そして近くにはオニグルミの木が何本かあった。
すっかり葉は落ちているので遠目には何の木か分からない。






近寄って枝先を見ると特徴的な葉痕があってオニグルミと分かる。






落葉樹の場合、冬の前に葉が落ちると枝に葉痕が残る。
木の種類によって葉痕の形はさまざまだが、何かの顔にたとえられるものが多い。

オニグルミの場合、葉が落ちた痕が羊の顔のように見える。
頭の上には冬芽がついていて春になれば葉を展開するはずだ。






枝先には葉痕がたくさん集まっていて、中には羊というより猿の顔に近いのもある。






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歩いて餌を探す

2018-02-20 06:48:42 | 日記



境川遊水地の鷺舞橋に行くと前の方の草地にキジがいるよと教えてくれる人がいた。
周囲に溶け込んでいて分かりにくく少し探したが雌のキジだ。






2羽を見ることが出来た。
雄もいたが少し前に草むらに入ってしまったそうだ。






前方を見続けていると、不意に右側のコンクリートを小走りするものが見えた。
クイナだ。しかしすぐに右手の方に隠れてしまって残念。






と思っていたら暫くして橋のすぐ下、前にタシギがいた湧水の近くに姿を表した。






食べ物を探して歩き回る。
泉の森などでよく見かける仲間のバンと同じぐらいの大きさだ。






顔に薄い灰色が入り、下側くちばしの赤色がきれいだ。
雄も雌も同じ色らしいので、どちらか分からない。






尾羽をピンと建てるのも特徴のようだ。

半夜行性らしいが、よく姿を見せてくれた。



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ひな祭りに向け

2018-02-19 07:29:45 | 日記



境川遊水地公園の近くに天王森泉公園というのがある。

この建物は明治の頃から近くにあった清水製糸場の本館を移築したものだそうだ。






ここで3月7日まで「吊るし雛展」が行われている。






びっくりするほど多くの吊るし雛たち。毎年増えていくので、いくつあるか数え切れないそうだ。






吊るすものばかりでなく生け花風や置物の人形も。






今年は犬がいろいろ増えたようだ。






最初の写真で2階にたくさん下がる干し柿たちも近くで見ると手作りのものだ。
そばに「ちょうど食べ頃です」と書いてあった。






庭にはカンアヤメが咲いていた。






ここの裏庭には湧水があり、四季折々に草木の花が楽しめるようだ。
今はロウバイとフクジュソウが咲いていた。



コメント (2)
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