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横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

鈴虫と花火?

2019-09-25 06:41:15 | 日記



高尾山の野草園。花はいっぱいだがチョウの姿は少なかった。
それでも久しぶりにミドリヒョウモンを見ることが出来た。







園のあちこちに小さな紫色の合弁花が咲いていた。







スズムシバナ(キツネノマゴ科)だ。
なぜスズムシかはよく分らない。
スズムシソウでもよさそうだが、ランの仲間でスズムシソウがあるそうだ。







白い色のスズムシバナも混じっている。

スズムシバナは関西地方より西に自生するらしい。
この野草園は高尾山はじめ関東で見られる花だけを展示しているのではないようだ。







スズムシバナはキツネノマゴ科でイセハナビ属だそうだ。
イセハナビって何? 答は園内にあった。
ちょうどイセハナビ(キツネノマゴ科)の花も咲いていたのだ。







イセハナビは東南アジアや中国南部が原産で、江戸時代に園芸的に輸入されて後に野生化したらしい。
それにしても伊勢花火の名前の由来は想像がつかない。



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彼岸花

2019-09-24 05:48:44 | 日記



泉の森の南側。川沿いの斜面に咲く彼岸花の様子を見てきた。







斜面の北半分はまだ花がなく、南側に少し咲いていた。







かなり旺盛だが、みな白い花だ。







ここで白い彼岸花が見られるようになったのは、いつ頃からだったろうか。







少しピンクがかったのも咲いていたが、真っ赤な彼岸花はまだ見られなかった。







斜面の北側半分では赤い彼岸花のつぼみが多数見られたので、間もなく斜面いっぱいに咲くだろう。







次の日、家の北の方にある田んぼへ行ってみると畦に赤い彼岸花が咲いていた。







風が強い中だけれど、アゲハがやって来て蜜の味を楽しんでいた。






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山頂下をぐるっと

2019-09-23 06:03:34 | 日記



高尾山の頂上に向かう道はさまざまで、それぞれ様子の違う山登りと自然を楽しむことが出来る。
1号路、2号路、3号路、4号路、6号路、稲荷山コース、いろはの森コースなどと名付けられている。
5号路は山頂の少し下をぐるっと周遊するコースになっていて、上り下りはきつくない。
1号路と4号路に接するところから始まり稲荷山コース、6号路、3号路と交差する。






5号路を歩き始めると白い穂状の花が咲いていた。







イヌショウマ(キンポウゲ科)だ。まだ咲き始めで、もう少しすると白い穂が出来上がるだろう。







さらに進むと杉林があった。近くに江川スギ展示林である旨の説明板があった。
それによると江戸時代末期に韮山代官の江川太郎左衛門が植えたと言われている。
0.12haに55本が残っていて最も大きな木は 高さ 39m だそうだ。







5号路の一番奥にあたるところで、山頂から下ってきた道が延びている。
この先は奥高尾で小仏城山方面につながっている。
高尾山登山口の方には行かないので注意書きが出ている。







ほかの登山路と同様に5号路も、道の傍ではいろんな野草が見られる。







アズマヤマアザミ(キク科)がたくさん見られたが、大部分は咲き始めたばかりだ。
だいぶ前に宮ヶ瀬の林道で見たことがある。







背がたいへん低いヒヨドリバナ(キク科)が咲いていて面白かった。



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猿と野草

2019-09-22 06:21:38 | 日記



日向ぼっこの季節ではないけれど、歳の違う4頭が体を寄せ合っている。
今年生まれの赤ちゃんもいて、のんびり。








ここは高尾山の1号路、タコ杉の近くの「さる園」。
70頭ほどいて今年も6頭の赤ちゃんが誕生したそうだ。







さる園には野草園が併設されていて、さる園の下の山腹に野草の花がいろいろ咲いている。
進んですぐに目に入ったのはキレンゲショウマ(アジサイ科)だ。







だいぶ前に来たときはレンゲショウマ(キンポウゲ科)が咲いていた。
科も違うし花の形も色も違うのに、どうして似たような名前なのだろう。







黄色と言えばキバナアキギリ(シソ科)も咲いていた。







キバナアキギリは昨年の10月に弘法山で群生していたのを思い出す。
その時には蕾の様子に記憶がない。







ジャコウソウも同じシソ科の花だ。







ジャコウソウを初めて見たのは7年前の白神山地だった。
前回、高尾山に来たのも7年前だから不思議な巡り合わせだ。







蕾の様子を見るのは初めてかも知れない。



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久しぶりの高尾山

2019-09-21 05:42:47 | 日記



暑さが少し和らいで、のんびりと毛繕いしてもらうボス猿。







野草園ではカリガネソウなどさまざまな季節の花が咲いている。







久しぶりに高尾山に行ってきた。2012年以来だから7年ぶりだ。
その頃に比べると、平日なのに大賑わいだ。紅葉シーズンになると凄いことになりそうだ。







1号路から薬王院の境内を通って山頂へ向かう。







高尾山は天平6年に行基が開創し、現在は高尾山薬王院有喜寺と称する。
川崎大師平間寺、成田山新勝寺とともに真言宗智山派の関東三大本山だ。

ここは権現堂。神仏習合で飯縄権現を祀る。







山頂から江の島方面を見るが、ちょっと靄が多くかすんでいた。

山頂付近は7年前とすっかり様子が変わっていた。
ビジターセンターも建て替えられ、山頂より少し下に2階建ての大きなトイレが出来ていた。







山一帯に一番多かったのはノブキの花(実も)だが、その次はヤマホトトギスだった。








たいていは一株、二株で少し離れたところでまた見るという風であったが、
いろはの森コースで日影に向かう途中に固まって咲いているところがあった。







花が終わって、緑色の細長い実になっているのも多い。

標高600m弱の山だが自然が豊かなことを再認識した。





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