今ごろの上瀬谷。さほど目立った花もない。
それでも道路沿いなどの草むらにママコノシリヌグイの小さな花が見られる。
ヤマトシジミが蜜を求めてやって来た。
茎や葉にいっぱいのトゲに触らなければ痛くない? チョウには関係ないか。
少し歩いた造園の林あたりでは、長い葉の中から花茎が伸びて白い花が咲いていた。
タマスダレだ。花径は5cmぐらいある。
花被片の根元の緑を背景に6本の黄色い葯が映える。
さらに進むと、ちょっと見慣れない木があった。
今まで何度も通っているが、どういうわけか気に止めたことがなかった。
葉が細く深く切れ込んで全体に枝垂れている。
出来ている実のプロペラのような形から、カエデの仲間だ。
シダレモミジ(枝垂れ紅葉)という木のようだ。もう少ししたら紅くなるのだろう。
暑さ寒さもなんとやら、近所も秋の入口に差し掛かったかな。