
昨年種からまいて育てている、タキイ種苗の観賞用イチゴの実がなった。花もきれいだが実もきれいだ。
残念ながらお味が、どうも。観賞用だから仕方が無いようだ。甘くなく酸っぱくない。エグミがないだけのものだ。
ということで、食べても知らんよ。
大昔住んでいた所に梨の木が有って、剪定から摘果や肥料・水やりまで手入れをマメにしていたのだが、あるときとなりのオバサンから強烈なクレームが来た。「小便をバラまくんじゃない!」。そのときは米のとぎ汁を撒いていただけだったし、当然小便は撒いた事がない。その事を言うと更に怒りだして訳が分から無い事を言い出す。娘さんが飛んで来てお母さんをなだめるが、もう止まらない。
「なんでこんなに渋いのよ、こんなの作るのはきちがいだ!」
「あの、食べたんですか?」
娘さんが顔を真っ赤にして、お母さんを奥に引っ張りながら、ずっと謝っていた。そしてお母さんはしばらく怒鳴っていた。
あの木は多分野生種のやまなしで、ギリギリまで粘って収穫してもやっぱり渋かった。それをお母さんは適期収穫期を解っていなかった。手入れがいいので立派に見えたのにつられたのだろう。
コンポートにすれば良かったのに。
と言う事で、我が家のイチゴはジャムにすらならない味です。チャレンジしたい方はノークレームでお願いします。