どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

父の日だったりするが

2014-06-16 03:08:49 | インポート
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父の日に、ワールドカップ予選日本対コートボジワールがあった。午前10時だからこれを見たいお父さんは、家族サービスが出来ない。そうこどもの日は子供中心の日であって、母の日はお母さんとこどもの日であって、父の日は、お父さんがチロっとネクタイを貰って、10倍返しで家族サービスをしなければいけない日だ。サッカーどころではない。


それでも父の日だからと、午前中からビールを飲んで観戦したお父さんはどの程度いるだろうか。結構いそうな気もする。


さてこのサッカーワールドカップだが、私の周囲では全く盛り上がっていない。どのレベルかと言えば、大学生が話題にしていない、これに尽きる。それでは前潟イオンはどうか。父の日一押しだ。もちろんパブリックビューをやったのでそれなりには対応している。しかしグッズ販売を強化したのはここ最近だ。


もちろん流通業としては試合結果に左右される売り上げより、安定した売り上げの方を好む。そして震災以降、父の日が注目されているのも確かだ。あの震災は社会のあらゆる所を分断した。その中で最も小さい単位の、家族を考え直す切っ掛けにもなった。それが現れている。


この盛り上がりの無さは、何ともいえない。「ドーハの悲劇」は何が悲劇だったのか未だ持って解らないが、あの頃にはオフサイドすら解らない観客がいっぱいいた。だから妙に盛り上がっていた。でも今は違う。フツーの人もかなり眼が肥えて来た。そして大昔の予選突破が目標だった時代と違って、予選通過が当たり前になりつつあるからだ。


そしてサッカーに詳しい人と素人が完璧に分断されている。素人がお祭りに乗ろうとすると、玄人から睨まれる。多分 Jリーグの人気が急落しているのはこのせいだろう。なにか一昔前のジャズ喫茶を思い出した。それが原因で一時期ジャズの人気が落ちていたが、最近カジュアルになって盛り返して来ている。




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材木町のよいちに、グルージャ盛岡が宣伝にやって来ていた。


だが驚くほどへたくそな宣伝だった。チラシは6月22日のU-22セレクションの試合の案内なのだが、これがダメ過ぎる。試合案内が紙面の1/3、それ以下は試合以外の出し物の案内だ。確かに東北銀行がスポンサーだからそう言った無難な所になったのだろうが、これは違う。スポーツを見せる前に「キキとララ」のうちわ、先着1000名様プレゼントの方が目立つ。チラシもカラーコピーなのでネットで見る色合いとは全く違うものになっていた。更にあらが目立つ。



放送はどうかと思った。よ市開始の放送で、ミニゲーム興行の対象を「チビッコ」集まれといってその少し後に「どなたでも」に代わり「お年寄りもぜひ参加」に変わった。30分間でここまで変わった。「ワールドカップもいいけどグルージャ」とか切迫感は解るが、戦う相手が違うような気もする。


そしてそのミニゲームの現場だが、はっきり言ってテキ屋。無料だから仕方が無いのかもしれないけど、全くいただけない。


その前に何をしたいのか、解らない宣伝だった。見る限り10人ほど宣伝に来ていたが、多分真剣なのは3人ほどだろうか。あとは何をするべきなのかが良くわかっていないように見えた。


とにかく放送は最悪だった。「有料」「無料」を頻繁に使うのは良くない。ミニゲームで、「有料ではありません、無料です」と言っていたように覚えている。なぜこういった台詞になるのかと言えば、多分同じ事の有料企画がハーフタイムにあるのだろう。でもここでは違う。最初から無料とだけ言わなければいけない。「グッズ販売」と言っているのに、「無料じゃありません」と言う当たりも相当おかしな話だ。


がんばれグルージャ。





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最近のおままごとは、ずいぶんきれいな盛りつけをするものだ。