さて気象庁が鳴り物入りで「降水レーダーナウキャスト」を1平方キロから250平方メートル単位の高解像度版に切り替えた。これは凄い事なのだが、実は今年に入ってからこの「降水レーダーナウキャスト」がイマイチになっていた理由はこれだったのかと納得した。
まずは従来型のスクリーンショットから。
どうゆう事かと言えば、器機を最新のものに入れ替えたが、まだ盛岡上空の補正値を正しく出せていないということだ。なんで今雨が降っているのにレーダーは捕捉していないのかナゾだった。高解像度版と従来版はソフトウエアーが違うが、従来版はその補正値などがかなり蓄積されているはずなのに、状況も予想も外す事が増えていたのは、器機の導入から運用実績が足りていないと言うことなのだろう。
とすれば高解像度版もイマイチとなる。けっこう外している。
最近の気象庁は国土交通省系のXRAINレーダー網も使っている。これが大都市圏を中心に整備されているレーダー網で盛岡上空はカバーしていない。そうすれば高解像度版のソフトウエアーでは、データー不足となってしまうだろう。これも盛岡の現状すら表現できない理由になっているだろう。
気象庁のサイトで、レーダーナウキャストの従来版を残しているのはそう言った理由があるのだろう。まだ運用実績に問題が残っていると言う事だ。まだしばらくは信頼性が低いサービスとなっている。
さて高解像度版のスクリーンショットだが、さきの従来版と時間は1分と経っていないのだが、大幅に違う。ナゼ?どうもソフトウエアーがフリーズしているようだ。2時間前のデーターを表示している。
ナウキャストになっていないです。とはいっても面積で16倍の解像度、そして上空3次元まで使って解析しているので64倍以上の情報処理をしている。ソフトウエアーだけでなくハードにももの凄い負荷がかかっているはずだ。データー処理の遅延が起きやすい。そう言った事なのだろう。
ヤレヤレ!
やっぱり…
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