どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

連休でございます

2015-07-20 01:39:36 | 日記

 

ようやくまとまった雨が降った。おかげで仕事が進んでいる。庭も喜んでいる。

とはいえ台風11号が熱帯低気圧になり、12号が一時的に消えてしまい、太平洋高気圧が元気になり、南シナ海にボコボコと熱帯低気圧ができたり消えたり、この連休の天気予報は二転三転しまっていた。外に出る気も少し失せる。それで仕事が進んでいたフシはある。

だがやはり泳ぎに行きたい。かなり悶々としている。連休だから総合プールは大会だらけだし、ゆぴあすは大混雑だ。そこにダークホースの都南プールがあるのだ。しかも屋外だ。比較的空いている。だが天気が全く読めない。特に坂があるわけでもないが自転車で1時間はかかる。2時間甲羅干しして泳いでだと、最低4時間は雨が降って欲しくない。できれば晴れて欲しい。そうなると全くと言って無理だ。

一時間おきに気象庁のレーダーデーターを見てため息をつく日が続いている。

よいちに行くとベアレンの木村社長が、今週末までに梅雨が明けるのではないのかと言っていた。ビールメーカーでもあるから夏場の需給見通しを失敗すると、販売機会損失にもなる。特に通販での全国への需給見通しがあるからかなりシビアだろう。その彼が言うのだから、正しいかもしれない。

現実に19日に関東・甲信越地方の梅雨明けが宣言された。太平洋高気圧も1020ヘクトパスカルと強い。明日には岩手と青森の県境に梅雨前線が現れるかもしれない。そうすると私は明日泳ぎに行けないことになる。

 

 

木曜日に種まきしたコマツナが目を出していた。最低気温が20度近いし、最高気温も高い。発芽は早い。

よいちでクマゲラ農園さんがズッキーニ祭りをしていた。棚いっぱいのズッキーニ、しかも中の種がまだ少し小さくて種を取らなくて済む絶妙なサイズばかりが並んでいる。それが3本100円。「最近ズッキーニの評価を産直農園が下げているような気がするんですよ。みんな大きくしすぎています。」その通りだろう。今年はなぜかズッキーニの生育がいい。5月下旬から地場産を見かけるようになった。雨が少ないにもかかわらずだ。どうも最低気温が高めで推移していることが理由だろう。そのせいか他の農家でも巨大に育ててしまったズッキーニがずいぶんでていた。

大きく育ったズッキーニは、二つ割にして種を取って肉をのせて焼くとかだといいのだが煮物だと溶け易い。皮も硬くなるので炒める場合には皮を削いでおくのもいい。だが30センチを超えるとかなり使いにくくなる。確かにそういったズッキーニばかりよいちに並んでいた。

「こんなのでズッキーニの味の評価を下げたくないんです。」心意気は正しい。クマゲラ農園のズッキーニはものすごい勢いで売れていった。

ただなぜあの30センチオーバーのズッキーニが売れないのかといえば、冷蔵庫に入らないから。しかも皮の硬い緑の品種ばかりみんな作りたがる。黄色の皮の品種なら、大きくとも種を取ってさいの目に切って湯通しして今日使う分を残して、残りは冷凍すればいいだけなのだが、まあめんどくさい。

 

 

ギミックではありません。袋入りの犬です。ラッキーストライクの袋です。老犬でこうやって散歩しているのです。

 

新国立競技場問題ですが、阿部総理大臣が白紙撤回しました。そして渦中にいた森元首相が啖呵を切りました。ラグビーだったら6万人の容量でいい。別なスタジアムでも十分運営できる、そう言い切りました。

それにもう1つ。2019年にはプレ五輪がある。五輪と同じ競技場を使うわけです。それまでに新国立競技場を完成させなければならない。」

みんなこれを忘れている。オリンピックは世界最高の大会であるがゆえに、国際大会を開いて検証しなければいけないわけで。そのための必要な大会です。



まあその前にザブトラックのない陸上競技場を後世に残そうという、それが一番わからない。


なんか~

2015-07-17 01:27:40 | 日記

 

最近仕事が一段落で、手をつけていなかった仕事に着手している。いつもながら思うのだがさっさとやって仕舞えばいいのにここまで引っ張ってしまった。実際やり始めるとサクサク進む。尻に火がつかないと動かないというのは良くない。フォトショップのマクロまで組んでおいているのに。

とはいえ目処が立ちそうになると、やっぱり飽きてくる。買い物に行ったり支払いしたりしてきたり、口実をつけて外に行きたがる。庭に水やりしなければとか余計なことを始める。

 

 

それでもなんとかかんとか立て直してパソコンに向かっていると、野鳥が飛び込んできた。スズメではない。まだ当歳児のようだ。なんの鳥だろう。

しばらくバタバタしていたが、運良く外に出れた。

先週は片付けたのがあっという間に散らかった。古紙・雑誌用のラックが欲しいのだがなかなかいいのが見当たらない。あとプラスティックゴミの回収ボックスも欲しい。要はゴミの分別回収のために我が家はゴミ屋敷になっていると言いたいのだ。そのシステムの構築が全くできないのだ。部屋にためてまとめて出す。もう2年くらいそうやっている。

 

 

朝顔が咲いた。西洋種なのでどちらかといえば今時期咲き始めるのは極めて早い。近所でヘブンリーブルーが咲き始めているが、これはお盆過ぎに咲き始める品種だ。今年は何もかにも花が早いが、これは早すぎる。

今日はそういった具合で言い訳が多い日になった。台風11号が近づいているのだ。台風の前に家庭菜園を半分片付けて、耐暑性の高いコマツナの種まきをしたい。収穫した野菜はおひたしにして冷凍しておきたい。プランターへの液体肥料投与もやりたい。庭の草取りもしたい。

 

 

そして今年成功したはずのアジサイだが、雨が少なすぎて花が痛むのが早かった。これの整理したほうがいい。アジサイは昨年に伸びた枝に花芽を付ける。その意味では早めの選定が花を維持できるのだ。とは言っても梅雨らしさがないままにアジサイを切るのは心が痛む。もう少しすれば雨が多くなるはずなのだが、痛みがひどい。ゴミの日でもある。おもいっきって剪定した。

例年だと8月で十分なのだが、今年はすべてが早い。液体肥料の葉面散布で、花のお礼をした。そして草取りもしてさらに余計な仕事をした。

 

 

イチゴが一個なっていた。

明日こそマジメになろう。


暑苦しい話

2015-07-14 01:32:48 | 日記

 

今日も泳ぎ(焼きに)ゆく。薄雲だったので紫外線が弱かったかといえばそうでもなかったようで、かなり焼けた。今日も33度オーバーとかなり暑くなったが、予想気温よりは低い。版画家の大場さんも来ていた。よくわからないが高校生が遊んでいた。月曜なのに。

さて暑苦しい話といえば、中国の株式市場の暴落だ。日本のバブル崩壊をはるかに上回るスピードで落ちていった。そしてそれに対する政府の介入は過剰だった。中央銀行による利下げ、しかも景気回復のために下げてきた金利を市場最低にした。そして中央銀行への預金率引き下げで流動性の供給、IPO(株式の新規公開)の制限、政府融資による証券会社などによる株式買い入れ、そして、株式の売買の停止だ。ここまで市場介入してようやく下げ止まったが、ここまでやっても市場の反応は薄い。

ここまでやれば自由市場の意味はなくなる。だから海外投資家は戻ってこないわけだが、少し賢い人ならこのチャンスに優良企業の株式を買い集めようという人もいるはずだ。そして政府がそれを保証している状態な市場、しかも政府さえ読めばいいだけの簡単な相場、2週間後に金利や預金率引き上げなんてやれないことだ、それでも戻ってこない。

昔知り合いの中国人が株にはまって大変だった時があった。今はそうでもないのだが仕事そっちのけでチャートを眺めていた。株の相談をされることが多く、えらく困った。「地方で別な仕事を持っている人には短期売買は大変難しい。情報も少ないしうまくいかない。資産のうち最大20%までが株式というのが大体の基本。その20%のうち安定した株を中心にして配当で稼がなければいけない。そうなると資産のうち相場に張れるのは10%以下になる。そして相場も全体とその業界のトレンドで分析が変わるから確実な相場はいえない」そう毎回言っていた。毎回言っていたのは、相場ばかり聞くからだ。そしてこの人の買う株の悪いこと悪いこと。相場に踊らされて買ったものしかなかった。おまけに貯金のほとんどをつぎ込んでいたのではないのだろうか。

投資と投機の違いをいくら言ってもわからなかった。マージャンのような知性と機微を尽くして戦うものなのだと認識しているようだった。いつ出し抜くかだけが勝負で、定性的な分析をしているつもりになっているのがどうしようもなかった。だがありがたいことに1年で夢は覚めたらしい。2000年代始めだったから相当損したようだが、レバレッジは掛けていなかったようで最悪にはならなかった。

上海市場は市場最大の賭場だった可能性はある。胴元は粉飾決済だし、それを半分含みで買う張り手がいたわけだ。それでも中国政府のこの強力な刺激策を持ってもお金が落ちないというのは、確実に中国人の株投資の概念がなかった、ということなのだろう。

ただ気をつけないといけないのは、半年以内に誰かがこの政策を使って底値で優良株を買い集めるだろうということだ。

 

 

中国よりヤバイと言われているギリシャ問題だが、EUが厳しすぎるという議論が出ているようだ。特にフランスとイタリアだ。ドイツと北欧・東欧は緩すぎると怒り心頭だし、スペインとアイルランドは緊縮策を経験したものだから、優しくきつい。このままで行けばEU分裂かとも言われている。ただ解決策はあるはずだ。それはアウグストがやった政策だ。お祭り与えればいいんです。財政負担は大きいですけど。

このケースを日本の地方自治体に当てはめると結構イケるではないかな。とはいえ沖縄問題とギリシャ問題を重ねるともう少し視野が広がるかもしれない。

 

 

新国立競技場問題で、安藤忠雄氏が「コンペでは予算内で収まるプランしかない」と言っているようだ。確かに予算内で済むならばザハのプランは一番画期的だ。だから選んだらとんでもない金額になったのだがその後の迷走がひどい。基本的に最初のザハのプランだったらまだしも、にても似つかない現在のプランはイミがない。そしてサブトラックのない陸上競技場はイミすらない。

どういった政治決着がつくのか、暑苦しい。


なんで今頃暑いんだ

2015-07-13 01:28:46 | 日記

 

台風三連発で天気が変なことになっている。梅雨前線が消失したのだ。そう梅雨前線を消すのには巨大な太平洋高気圧が必要とは限らない。台風が巨大な扇風機になって風で吹き飛ばした形になっている。南風が強く吹き込んで10日は29度、11日は30度、そして今日は33.8度まで気温が上昇した。昨年も1日だけこんな日があったが、普通は7月下旬の気温だ。湿度が比較的低く風があったのでなんとか過ごせたが、たまらない暑さだった。

 

 

ただそれでも最低気温が20度を切っている。だからまだ我慢できるのだが、さすがに日中は何もやる気が起きない。

さすがにワイルを聞くのもどうなのかとなって、夜にスクリャービンを聞いている。確かに耳には涼しい。後期ロマン派で調性が消失した神秘主義の音楽っていうものは。

さらに暑苦しいファリャを暑い時に聞くと結構いいのだが、音楽というのは日が暮れてから聞いた方がいいような気がしてくる。

 

 

今日も何もしなかったが明日も何もしない方向で。溜まった仕事は始末する必要はあるな。

 

 

CDを整理しているのだが、オソロシイことになっている。どう整理していいのかわからないのだ。ほとんどがクラシックなのだが、分類しにくいものがいっぱいある。どうしよう。

沙村河内守はどこにおけばいいのだろうか。

 

 

 

明日の最高気温予報は35度。どうなるやら。多分家から逃げ出している。仕事はしない。


久しぶりの学生演劇

2015-07-12 01:42:29 | 日記

 

岩手大学の劇団かっぱの夏季公演のゲネプロを撮影してきた。この近年では一番の良作だった。熊谷航の「焼肉大戦」以来だろうか。まず本の構成がいい。変に合理性を持たせようとせずに、タイムマシーンを出してきたり、実はこの本「泣いた××」という超有名な童話が入っているが、それをチロっとセリフに入れて客に気付かせるところとか無理が少ない。若干ここあたりのセリフは言い換えて短くできるかとかあったが、全くムダというわけでもない。とてもよくできているのだ。

多分この劇で不満を持つ人がいるとすれば、よくできているところだろう。もうちょっとギリギリまで攻められないのか?とかはあるだろう。クスっと笑えてもドッカンドッカンと受けをとれるシーンはない。そもそもある型を寄せ集めただけだし、ヒーローも怪人も元人間じゃネ?というあるあるからの本だし、新しさを感じさせない本ではある。またイジメ問題かよ、というのもある。それらをうまく料理しただけで深みはない、そういった批判はあるだろう。

 

 

そうはいっても、学生演劇である以上人生の経験値が低い。どうしても不完全にはなる。そこを体力でなんとかというのが見るべきポイントなのだ。本の不完全さとかイメージの貧弱をどう役者が補えるのかが大きい。

今回はその点がうまくいっている。正直なところ今回出ている役者はそんなにいい役者はいない。昨年に比べれば格落ちなのだが、とにかくなんとかしなければという熱がある。その熱をどう作るかというのが演出の眼目だったようだ。

その意味では熊谷航は天性の人たらしで、狭義のマネージメントができる人物ではなかった。だが全体の把握は抜群にうまかった。その秘訣は秘密だ。「焼肉大戦」はそれで成立したのだろう。だが今回の青葉はマジメ過ぎる人物だ。どうも随分苦労したようだ。その結果かもしれないが、努力でマネージメントの何かを掴んだようだ。

それはごく当たり前の話だ。役者を成長させないと演出は成立しないということだ。演技付だけが演出の仕事ではないのだ。成長させるマネージメントが必要なのだ。

ものすごく歯車がよく動いているようだ。ほんの少しで舞台が大きく動いてゆく。その瞬間に立ち会えたのは僥倖だろう。

 

 

演劇の撮影といえば、予定通りにはいかないということだ。今回もゲネが1時間以上遅れた。当然それは予想していた。それでは盛岡劇場の前には「いなだコーヒー」がある。そこで時間を潰せばいい。以前伺った時には、少しどうかとは思ったのだが、開店から時間が経った今ではかなり変わっているはずだ。なんというかいなださんはプロなのだ。接客のプロでもあるしコーヒーのプロでもある。前回はイマイチだったブラジルはどうなったのか。

「お客様、ぬるめで濃い味がお好きですよね」一回しか行っていないのに把握されてしまった。プロです。ドリップも丁寧になった。その前に豆の量が増えた。以前は多分18g程度だと思うのだが25g以上入ったような気がする。これに関してはそこまでしなくていいのにと思うが、いなださんのところのコーヒーカップは250ccくらいに大きい。だから妥当といえば妥当だ。とはいえやってくれる気概が嬉しい。

とはいえ、福井と熱田さんに話したことが筒抜けになっているような気がするのは、気のせいだろうか。

盛岡は狭い。

 

 

演劇2時間は、やっぱり疲れた。