隔月に行っている合同ミーティングの報告です。
合同ミーティングのメンバーは、医師会、歯科医師会、薬剤師会、庄内総合支庁保健福祉環境部、鶴岡市長寿介護課、三川町健康福祉課、荘内病院、「ほたる」です。鶴岡・三川地域における医療と行政の実務者が一堂に会することで、それぞれの活動報告や相互の意見交換を通して、当地域の包括ケアを支える大事な会議となっています。
以下、会議メモですが、個人的に興味深かったのは、鶴岡・三川地区における、病院の看取りは減少傾向、施設看取りは増加傾向にあるも、自宅看取りはここ5-6年ほとんど変わっていないとの、庄内保健所からの報告でした。
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合同ミーティング 平成28年度第2回
日時:6月20日(月) 13:00~14:00
場所:医師会講堂
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1、あいさつ(土田会長)
2、話題提供
1)歯科医師会
・鶴岡市自立支援型地域ケア会議
歯科衛生士が出席し、意見を述べているが、歯科の情報が少ない、
統一されたチェック表はあるが、施設間で様式が違うため、なかなか進まない現状がある。
→チェック表を整理し活用へ繋げたい、
→さらに、医師意見書の歯科(口腔所見)の記載へ繋げたい
ケアマネから医師への情報提供についても要検討
・鶴岡市保険事業者連絡協議会の新体制
年1回の総会、研修会のみ形骸化している
各部会の活動に温度差がある
本年度から、幹事会を設置し、部会間の意見交換、情報共有の場としたい
ほたるも参加予定である
・要支援1-要介護2の今後の展望
市町村独自の事業である総合事業(ホームヘルプ、デイサービス事業など)へ移行する
総合事業=現行通り + 基準緩和 + 住民主体(ボランティアなど)
29年4月スタート
要介護1-2については、まだ、はっきりしていない
庄内保健所では、施設向けの見取りの研修会を年2回程度実施している。
<意見>
看取りに対する老人ホームの考え方は多様である、
統計では老人ホームとして、特養、有料老人ホームなどがさまざまなタイプが含まれているが、もう少し細かく分類し比較する必要があるのではないか
2)薬剤師会
活動は、おもにケアマネとの意見交換会、 地域ケア会議への参加
<意見>.
緩和ケア症例検討会の内容は、こころのケア、家族支援など地域ケア会議に通づるものがあるが、
がんの末期の患者を対象とした地域ケア会議はあるのか
→ 現在の地域ケア会議は自立支援を目指したもので、末期がん患者は対象としていない
<意見>
庄内Pの連携WGの取り組みとして、事例検討会を検討している。
3)庄内保健所
・介護度の高い方の在宅や施設での看取りの状況は
庄内内での死亡場所についての説明(庄内保健所)
自宅が死亡場所である割合は、県全体の割合を上回っている。
自宅での死亡割合は、平成20年からほぼ横ばいで、増えてはいない
鶴岡市:12.5%(H24) →11.5%(H25) →12.8%(H26)
介護老人保健施設における割合は、増加傾向にある
鶴岡市:2.8% →3.1% →3.4%
老人ホームにおける割合は25年度から増加傾向にある
鶴岡市:4.2% →5.2% →6.7%
その他の施設での死亡割合は、微増傾向にある
鶴岡市:3.7% →6.0% →5.8%
4)鶴岡市
東北厚生局地域ケア課の視察がある
まだ審議中だが、新規に介護ロボット導入事業が予定されている。
5)三川町
6)荘内病院
初参加となる。今後情報を発信していきたい。、
7)ほたる
市民公開講座2回、
9月24日、精神疾患と発達障害
2回目は、テーマを「地域医療の現状(人口動態、地域医療の現状など)」で予定
多職種研修会5回
8月1日 医師会講堂で うつ病をテーマに研修会を予定
そのほか、以下のテーマを予定
統合失調症
認知症と周辺症状
難病 (保健所でも企画)
救急医療
医療介護の連携研修会
8月17日:テーマは家族支援を予定
3、その他
運営推進会議、
第三者を交えた地域密着型サービス事業者向けの運営推進会議が行われている
歯科保健行動計画
策定予定だが、話し合いの場に市民の参加が必要か、
歯科医師会主催市民公開講座
6月4日の歯周病をテーマに市民公開講座を開催したが市民75名を含む164名の参加があり盛会であった。
次回の合同ミーティングは、8月22日に予定
合同ミーティングのメンバーは、医師会、歯科医師会、薬剤師会、庄内総合支庁保健福祉環境部、鶴岡市長寿介護課、三川町健康福祉課、荘内病院、「ほたる」です。鶴岡・三川地域における医療と行政の実務者が一堂に会することで、それぞれの活動報告や相互の意見交換を通して、当地域の包括ケアを支える大事な会議となっています。
以下、会議メモですが、個人的に興味深かったのは、鶴岡・三川地区における、病院の看取りは減少傾向、施設看取りは増加傾向にあるも、自宅看取りはここ5-6年ほとんど変わっていないとの、庄内保健所からの報告でした。
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合同ミーティング 平成28年度第2回
日時:6月20日(月) 13:00~14:00
場所:医師会講堂
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1、あいさつ(土田会長)
2、話題提供
1)歯科医師会
・鶴岡市自立支援型地域ケア会議
歯科衛生士が出席し、意見を述べているが、歯科の情報が少ない、
統一されたチェック表はあるが、施設間で様式が違うため、なかなか進まない現状がある。
→チェック表を整理し活用へ繋げたい、
→さらに、医師意見書の歯科(口腔所見)の記載へ繋げたい
ケアマネから医師への情報提供についても要検討
・鶴岡市保険事業者連絡協議会の新体制
年1回の総会、研修会のみ形骸化している
各部会の活動に温度差がある
本年度から、幹事会を設置し、部会間の意見交換、情報共有の場としたい
ほたるも参加予定である
・要支援1-要介護2の今後の展望
市町村独自の事業である総合事業(ホームヘルプ、デイサービス事業など)へ移行する
総合事業=現行通り + 基準緩和 + 住民主体(ボランティアなど)
29年4月スタート
要介護1-2については、まだ、はっきりしていない
庄内保健所では、施設向けの見取りの研修会を年2回程度実施している。
<意見>
看取りに対する老人ホームの考え方は多様である、
統計では老人ホームとして、特養、有料老人ホームなどがさまざまなタイプが含まれているが、もう少し細かく分類し比較する必要があるのではないか
2)薬剤師会
活動は、おもにケアマネとの意見交換会、 地域ケア会議への参加
<意見>.
緩和ケア症例検討会の内容は、こころのケア、家族支援など地域ケア会議に通づるものがあるが、
がんの末期の患者を対象とした地域ケア会議はあるのか
→ 現在の地域ケア会議は自立支援を目指したもので、末期がん患者は対象としていない
<意見>
庄内Pの連携WGの取り組みとして、事例検討会を検討している。
3)庄内保健所
・介護度の高い方の在宅や施設での看取りの状況は
庄内内での死亡場所についての説明(庄内保健所)
自宅が死亡場所である割合は、県全体の割合を上回っている。
自宅での死亡割合は、平成20年からほぼ横ばいで、増えてはいない
鶴岡市:12.5%(H24) →11.5%(H25) →12.8%(H26)
介護老人保健施設における割合は、増加傾向にある
鶴岡市:2.8% →3.1% →3.4%
老人ホームにおける割合は25年度から増加傾向にある
鶴岡市:4.2% →5.2% →6.7%
その他の施設での死亡割合は、微増傾向にある
鶴岡市:3.7% →6.0% →5.8%
4)鶴岡市
東北厚生局地域ケア課の視察がある
まだ審議中だが、新規に介護ロボット導入事業が予定されている。
5)三川町
6)荘内病院
初参加となる。今後情報を発信していきたい。、
7)ほたる
市民公開講座2回、
9月24日、精神疾患と発達障害
2回目は、テーマを「地域医療の現状(人口動態、地域医療の現状など)」で予定
多職種研修会5回
8月1日 医師会講堂で うつ病をテーマに研修会を予定
そのほか、以下のテーマを予定
統合失調症
認知症と周辺症状
難病 (保健所でも企画)
救急医療
医療介護の連携研修会
8月17日:テーマは家族支援を予定
3、その他
運営推進会議、
第三者を交えた地域密着型サービス事業者向けの運営推進会議が行われている
歯科保健行動計画
策定予定だが、話し合いの場に市民の参加が必要か、
歯科医師会主催市民公開講座
6月4日の歯周病をテーマに市民公開講座を開催したが市民75名を含む164名の参加があり盛会であった。
次回の合同ミーティングは、8月22日に予定