鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

忘年会

2016-12-30 16:26:24 | 日記


暮れも押し迫った12月29日、今年も三原宅での恒例の忘年会で盛り上がりました。

参加人数は過去最高で40名越え、二階の床が抜けるのではと心配するほどの大盛況でした。

飲んだお酒は、写真をご覧あれw

写真集











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荘内病院主催 合同懇親会

2016-12-16 11:12:27 | 日記


荘内病院主催 地域医療連携協議会・鶴岡地区医師会・登録医・荘内病院 合同懇親会
平成28年12月14日 19:00~
東京第一ホテル 2F 鶴の間

今回は小児外科の大滝先生、放射線科齋藤先生から荘内病院の診療面での報告があり、
次いで、鈴木聡先生および3名の看護師から、2016年の荘内病院の新たな取り組みについての報告がありました。
荘内病院も多方面で積極的にチャレンジしており、頼もしく思いました。

医師会からの出席者が11名と、多少寂しい会ではありましたが、荘内病院からは多くの医師、看護師の参加があり、相互の懇親を深めました。


1、開 会 (鈴木聡先生)

2、挨 拶 (三科院長)



  地域医療構想、在宅医療、医療事故報告制度、LINIAC 導入、病院機能評価再受審などに言及


3、発表

□テーマ 「高度・良質な医療を求めて ~荘内病院診療科の取り組み~」
      
 〇荘内病院小児科外科の取り組み
   荘内病院小児科外科主任医長 大滝先生

  小児外科の歴史:昭和59年開設、32年経過
  これまでの10年、
   一般外科のチームの一員として活動しながら小児外科を実践してきた 
   小児外科専門医であり 一人医長でもある
   小児外科症例数:671症例
   指導医にではないことが課題
  今後の10年
   手術創の縮小
   低侵襲手術
   極力緊急手術を回避する
   手術しない江治せるものは手術しない 臍ヘルニアテープ圧迫
  開業医へのメッセージ
   肛囲膿瘍、臍ヘルニア 消化管奇形 は是非紹介して欲しい

 〇放射線科の取り組み
  放射線科主任医長 齋藤先生

  仕事内容
   読影(CT、MRI)、放射線治療(派遣医師による)、核医学検査、IVR(画像下治療)
   トピック:CT,治療計画用CTなどの導入
   IVRの治療例を動画を用いて紹介
   画像診断には、ITを活用(家庭での診断、iPadなどタブレット端末の活用)

□テーマ 「変わった!?変わらない?荘内病院2016 ~この一年を振り返って~」

  認知症認定看護師 富樫さん
  摂食嚥下障害認定看護師 石井さん
  排泄ケアチームリーダー 加藤さん
  地域医療連携室 鈴木聡先生

  鈴木先生の司会進行で、2016年の荘内病院の取り組みについての報告。

   ・4月 認知症ケアチーム 発足
   ・6月 摂食嚥下ケア 発足
      嚥下内視鏡検査の導入で、食姿勢、食形態を具体的指導することが可能となる。
      食べるための口腔ケア、在宅・生活での生活への支援・指導
   ・7月 排尿ケアチーム 発足
      下部排尿機能障害患者に対し多職種での排尿自立に導く 18例中15例で自立可へ
   ・ペインクリニック外来
     スーパーライザー、キセノン治療器、トリガーポイント注射
   ・9月 IBD/ピロリ菌 専門外来 開設

□懇親会





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認知症対策検討委員会

2016-12-15 11:15:43 | 日記
認知症対策検討委員会の報告です。

認知症に関しては、鶴岡市が主体となり多くの事業を実施していますが、今回はその実績報告が主な議題でした。

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認知症対策検討委員会
日時:平成28年12月9日:19:00~
場所:医師会2F会議室
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1、あいさつ (三原)

 本年度から委員長を拝命した。よろしくお願いしたい。
 本委員会は、鶴岡市主催の会議ではない。
 医師会として、認知症にどう取り組むべきか、前向きな意見をお願いしたい。

2、議題

○初期集中支援関係事業 
 
 初期集中支援チームの介入:6件(認知症の診断を受けていない:4名、BPSD:2名)
  →支援中:2件、終了:4件、     

 事例1:71歳、女性、認知症が疑われた事例。
      夫婦関係悪化のために早期に介入、介入により医療、介護に繋がり、夫婦関係は修復方向にある 。  

 事例2:69歳、男性、前頭側頭葉、暴言、介護拒否、徘徊などあり、
        介入後は家族や介護職員の対応力向上により、介護負担は軽減した。    

 <意見>       
  事例2は、入院治療の必要性はなかったのか?   
  介入する必然性をどう考えているのか?   
  介入のきっかけは(家族、近隣住民、ケアマネ?)
  かかりつけ医に病院への紹介状を拒否された件は、説明、努力不足ではないのか。
  初期集中支援チームについて、医療・介護関係者、市民は、ほとんど知らないのではないか。
  認知症を診ているかかり医が、チームのことを知っていればそこから繋がる事例もあるのではないか。
  

○つるおかオレンジ手帳  
 4月から運用開始、現在6名(?)に配布も、なかなか進まないのが現状  
 かかりつけ医から、こころの医療センター、荘内病院、伊藤Dr、石黒Drへ紹介し、そこで手帳を配布する手順としたい。  
 おもな目的は、職種間の情報共有、患者・家族の認知症への理解  
 前者の目的のためには、Net4Uも活用する。  

 <意見>  
  認知症の患者や家族がオレンジ手帳を持ち歩き職種間の情報の伝達役になるのは難しいのでないか?  
  文言が難しくて、理解できないのではないか?  
  手帳に(生活習慣病などと違って)本人に自覚させ病気の進行を遅らせる効果は期待できないのではないか? 

○認知症徘徊SOS「ほっと安心」  、  

 登録:116名   1-9月 警察が動いたケース 16件、  

 <意見>  
  従来より行方不明になった場合には、警察へ連絡し捜索してもらっていたかと思うが、  
  その時と比較して、このシステムの導入で見つけやすくなったのか?

○認知症を理解する教室    

 参加者は伸びていないが、他のサービスへ繋がっている  

 <意見>   
  参加者が少なく、もったいない。参加を募る広報活動をもっとやるべきではないか    

○認知症カフェ(ほっこりかふぇ)  

 引きこもりがちな認知症の人を対象に相互に語り合う場を提供、  
 参加者は、3-11人程度、  
 民間のグループホームや小規模多機能でも行われている(全部で6か所)。    

 <意見>  
  医療機関を含め、これらの情報を知らない。知らなければ患者さんを紹介できない。  
  もっと、広報に務めるべきではないか。

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西諸地域在宅医療介護連携講演会

2016-12-12 12:20:11 | 日記
宮崎県小林市を中心とした西諸在宅医療介護連携講演会でほたるの遠藤課長と供に鶴岡の取り組みを講演してきました🎵
講演会には市長、副市長、医師会長を含め、150名を超える医療、介護、行政の関係者に集まって頂きました‼
西諸地域の在宅医療への意気込みを感じる講演会でした🎵



講演会後は、懇親会、野尻中央病院での二次会と歓待頂きました🎵
野尻中央病院は開院2年目を迎える慢性期病院ですが、園田理事長の理想郷を具現化した素晴らしい病院でした‼
とくに屋上階には、芝生のオープンシアター、カフェ&バー、レストラン、VIP用高級ホテル並みの宿泊施設などがあり、
患者さん、家族、が楽しく生活が送れるような気配りが随所にみられました。‼
職員の接遇も素晴らしいものでした。

二次会の席では、野尻中央病院の放射線技師によるプロ顔負けのマジックショーもあり、大いに盛り上がりました。

野尻中央病院HP




翌日は、霧島神宮などを観光し、



ランチは園田先生ご推薦の石原荘で頂きましたが、お酒も含めそれはそれは美味しゅうございました。



妙見石原荘HP






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価値創造の健康情報ブラットフォーム

2016-12-05 16:29:35 | 日記



秋山さんらの執筆による、著書「価値創造の健康情報プラットフォーム」が上梓されました。

インターネットクラウドが普及した今、医療情報を含む健康情報の活用とその未来について、健康情報プラットフォームという概念で語られています。

興味ある方は、アマゾンでどうぞ。

価値創造の健康情報プラットフォーム

なお、第6章 地域包括ケアとプラットフォーム では、モデルケースとして鶴岡モデルが取り上げられています。




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医療と介護の連携研修会

2016-12-01 12:20:42 | 日記


当地区では恒例となった「医療と看護の連携研修会」の報告です。
毎年2回定期的に開催しており、今年で10年目?になります。
近年は、毎回200名を超える、医療、介護、行政などの関係者が集まり、グループワークを中心に活発な話し合いが行われれています。
講師には、山形県立保健医療大学の後藤先生にお願いし、ファシリテーターとしてまとめ役を担ってもらっています。
会を重ねる毎にグループでの話し合いの内容がレベルアップし、地域の医療と介護の連携の質の向上が実感できます。

今回は、レスパイト入院をテーマとして事例報告があり、活発なグループワークが行われました。

 一般的に在宅の患者さんのレスパイト先は、介護施設のショートステイであることが多いのですが、
 今回は協立病院の地域緩和ケア病棟にレスパイト入院した事例でした。

興味深かったのは、協立病院に設置された「地域緩和ケア病棟」です。

「地域包括ケア病棟」の機能としては、以下があるとのことです。
 3つの受け入れ機能
  ・急性期からの受け入れ(ポストキュア)
  ・緊急時の受け入れ(サブアキュート)
  ・その他
 2段階の在宅・生活復帰支援
  ・院内多職種協働
  ・地域内多職種協働

急性期病院から地域へと繋ぐ中間施設的役割と介護施設を含む在宅医療を支える機能ですね。
また、単に一時避難的な入院機能だけではなく、リハビリテーションの介入、嚥下機能の評価、歯科診療、介護サービスの調整なども行ってくれます。

施設基準として、入院期間は60日まで、在宅復帰率70%以上という縛りがあるそうですが、
治す から 支える への転換プラニングの場として活用して欲しいとのことでした。
また、レスパイト入院(難病を含む)や看取りの受け入れも可能とのことです。

以下、今回の研修会参加者からのFBへの書き込みを紹介します。

協立病院の地域包括ケア病棟の素晴らしさがよくわかりました🍀
医療依存度の高い在宅患者さんのレスパイト入院を引き受けてくれます。
その上、適切なアセスメントで、嚥下状態にあった食事を考えてくれたり、リハビリを組んでくれたり、介護の指導をしてくれたり、今より良い状態に整えてくださるのですね~(^o^)
レスパイトによって介護疲れの家族もほっとしますし、次のレスパイトまで頑張ろうという意欲や目標もできますね🎵そしてご本人も気持ちよくメンテナンスしてもらってリフレッシュできるのではないでしょうか。
地域でお互いに知り合える、とてもいいグループワークでした~👋😃💦
保健医療大学の後藤先生の愛溢れるご指導のお陰です。
鶴岡だけにいたらわからないけど、他から見ると、鶴岡がどれだけ素晴らしい連携をしているかわかりますと、誉めていただきました‼
患者、家族が医療者と繋がるNote 4Uも話題に挙げていただきました🍀
更に、医療行為の出来ないヘルパーさんのもどかしさについても言及されました。
医療と介護がどんどん繋がっていると実感しました🎵
鶴岡市の熱心な行政の方々のご尽力も欠かせませんね👍


事例報告1:居宅介護支援センターおおやま 介護支援専門員 


事例報告2:訪問介護事業所おおやまサテライト 介護士


事例報告3:協立病院、地域緩和ケア病棟 看護師

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