鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

雪山

2015-01-26 16:13:17 | 日記


昨日はいい天気でしたね。
月山方面に写真撮影も兼ねて、スノーボードに行ってきました。
青空の下の雪山、ほんとにきれいです!

湯殿山スキー場


https://plus.google.com/photos/101791822828330277284/albums/6108477384625398401


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ZAO2015

2015-01-26 16:08:27 | 日記


先週は、地域連携パスの全体会、酒田区医師会正副会長との懇談会、歯科医師会
・医師会・薬剤師会新年会と連日の飲み会が続き、今週は、各事業の運営委員会
が毎晩続きます。疲れますな~!(笑)

この間に、新医療の依頼原稿「超高齢社会における医療情報ネットワーク ~病
院への期待~」を脱稿しました\(^O^)/。

そんな忙しさの中、21日(水)は、休診日を利用して、蔵王へボードへ行ってき
ました。忙しくても、休みで晴れとなれば行くしかないでしょう!

というわけで、今年もいい天気(去年ほどの快晴ではありませんが)の元、蔵王
でのボードを満喫できました。ちなみに、蔵王から鳥海山が望めました。



https://plus.google.com/photos/101791822828330277284/albums/6107084539489491905



おまけ:昨年の蔵王

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合同ミーティング 第2回

2015-01-20 10:56:20 | 日記

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合同ミーティング 第2回
日時:平成27年1月19日 13:00~14:00
場所:医師会2F 会議室
出席者:医師会:3名、歯科医師会:2名、薬剤師会:2名、鶴岡市:2名、
    三川町:1名、庄内保健所:3名、ほたる:3名
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配布資料

1、報告事項

1)総合相談、訪問歯科診療相談窓口利用状況報告(ほたる)資料No.1

総合相談窓口
 相談者ベスト3:居宅介護支援事業所、医療機関、地域包括、住民 
 相談内容ベスト3:訪問歯科診療、医療機関、入所先

歯科に関する相談
 相談者ベスト3:居宅介護支援事業所、住民、医療機関など
 訪問歯科診療申込みベスト3:居宅介護支援事業所、医療機関、住民

2)訪問服薬指導相談窓口利用状況(薬剤師会)
 認知度は70%と高いが、何を相談していいか分からないとの意見が多い

2、今年度の活動・来年度の活動計画

1)山形県より
 来年度は、26団体への金銭的支援を予定

2)鶴岡市
 介護予防、認知対策症、医療・介護連携などを進める
 市長ヒアリングを経て、2月初旬に内示予定

3)三川町
 従来の事業 + 重点事業
 町長ヒアリングを経て、2月下旬に内示予定、

4)歯科医師会
 訪問歯科診療および医療連携に関するアンケート調査を実施(資料No.2)
 回収率:100%、(歯科医院数:58)
 訪問診療を行っている医院:45件(77.6%)
 訪問した患者数:262-267人 (5400人を診ている歯科医院を除く)
 内、ほたるを介した患者数は約140人、全患者の半数を占める

 病院NSTとのミーティングを予定

5)薬剤師会
 ケアマネと薬剤師との意見交換会を行った(資料No.3)
 他職種の連携の会への薬剤師の参加を勧めたい

6)ほたる
 本年度、今後の予定
 2月22日、13:30~ 「食べることの支援」をテーマとした菊谷先生の講演
 3月8 or 22日、認知症をテーマとした市民公開講座

 講演依頼、視察が多数ある、
 来年度も同様のアクションプランを実施していきたい

3、その他
 酒田地区に在宅医療連携拠点事業「ポンテ」 
  NS1名,事務1名を配置し、酒田医療センターに設置予定 
  相談窓口+繋ぐ役割を担う
 山形市医師会にも在宅医療連携拠点室を2名体制で設置予定

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僕のお宝:山下達郎との思い出

2015-01-17 11:14:54 | 日記
鶴岡地区医師会の会報誌「めでぃかすとる」に寄稿した文書です。

山下達郎(達郎)、シンガーソングライター、作曲家、音楽プロデューサーとして幅広い音楽活動をしており、竹内まりやの夫としても有名ですから皆さんご存知ですよね。8月に新潟で行われた達郎のライブへ初めて行ってきました。噂には聞いていましたが、休憩を挟まない3時間に及ぶライブはまさに圧巻、高域までよく伸びる美しい声と凄まじいまでの声量で披露される達郎の歌唱力には圧倒されました。還暦を迎えてのこれだけの歌唱力はポップ系の歌手としては小田和正くらいでしょうか。

ところで、達郎がまだ高校生の頃(僕の医学生時代)、僕の住居へ出入りしていたことがあります。僕は赤羽に住んでいたのですが、はとこ(現在、芸大出のチェリスト)と達郎が同じ高校のブラスバンド部に属していたこともあり、はとこが達郎を僕の住居へ連れて来たのがきっかけで知り合いました。その頃の僕の住居といえば、僕や妹、さらには亡き妻(妹と同期)の友人が出入りするアジトみたいな場所になっていたこともあり、達郎もちょくちょく訪れては、レコードを聴いたり、ギターを弾いたり、麻雀も良くやっていました。


そんな折、持ち込まれたのが、達郎が中学時代からのバンド仲間と自主製作したアルバム”ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY”でした(写真1&2)。達郎の友人の自宅あるいはガレージでレコーディングし、ジャケットのイラストもメンバーが描いたという作品で、高校生の作品としては内容的にもなかなの出来栄えです。100枚限定で作成された1枚を購入したのですが、当時は達郎がこんなに有名人になると思っていませんでしたので、今では超レアなお宝になりました。ところで、このアナログレコードは後にCD化され、達郎のオフィシャルサイトで購入可能だそうです。また、ウィキペディアで本アルバム製作までの経緯を詳しく知ることができます。


3枚目の写真は、僕が当時良く通っていた中古レコード店で手に入れた”HAPPENINGS” というコーラスグループのアルバムに、達郎が書いてくれたライナーノーツです。高校生の頃から音楽に対する造詣は並外れたものがあり、音楽評論家としても秀逸な一面をもっていました。B5判のノートに書き綴ったシミだらけの達郎自筆によるライナーノーツも私の密かなお宝のひとつなのです。

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医師会新年会

2015-01-17 10:13:04 | 日記

昨晩は、榎本市長はじめ33名の来賓にご臨席頂き、医師会新年会を和やかに開催
しました。会長あいさつを引用しておきます。

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あけましておめでとうございます。

榎本市長をはじめ多くのご来賓の方々、また会員の先生方、職員の皆さま本日は、
ご多忙のところ鶴岡地区医師会新年会にご臨席頂きまことにありがとうございま
す。
また、日頃より、鶴岡地区医師会のさまざまな事業にご支援、ご協力頂いており
ますことに対し、心から御礼申し上げます。

鶴岡地区医師会が運営している各種事業については、概ね順調に経過しておりま
す。これも一重に職員また会員の皆さんのご尽力、ご支援の賜物であり、敬意を
表するとともに感謝申し上げたいと思います。

☆少子・超高齢社会における医師の役割

日本は2025年には、有史以来人類が全く経験したことない、少子・超高齢社会を
向かえます。高齢者が増えるばかりではなく、勤労者が全人口の60%を割り込み、
将来を託す若者が10%を切るという厳しい時代を向かえます。

鶴岡市も、消滅可能性都市にリストアップされたということもあり、少子化対策
としてさまざま施策を打ち出していますが、一方で、必ず訪れるさらなる少子超
高齢社会に対しての備えが十分とは言い難いという現状があります。

超高齢社会が進むに伴い、跳ね上がる社会保障費に関しては、昨年、国は税と社
会保障の一体改革としての消費税を引き上げましたが、景気回復が十分でないと
して、更なる増税は先送りされました。一方で、少子・超高齢社会は、アベノミ
クスによる経済の好循環で解決できるような小さな課題ではありません。また、
医療や介護の連携とか効率化だけで対応できるほと簡単な課題でもありません。
社会、地域、コミュニティーの在り方が問われている課題であり、住民が、自分
たちの問題として地域のコミュニティーを再生していく、そこに地域包括ケアシ
ステムの本質があるのだと思います。

一方で、われわれ医療の中心にいる医師が、この少子・超高齢社会に対して、十
分な役割を果たしているのでしょうか。もちろん、私への自戒を含めての言葉で
す。

超高齢社会では、患者さんは、病院のみならず、自宅やさまざまなサービス事業
所など、家族の状況や希望に応じて点在することになります。このような状況に
対応するには、医師は、内科医に限らず、自分の診療所(病院)だけで診察して
いるだけでは不十分であり、在宅医療を含め積極的に地域で活動する必要があり
ます。

また、高齢者が元気で生き生きと地域で暮らし続けるには、運動や栄養を含めた
啓発活動も必要です。さらに、看護師のみならず、歯科医師、薬剤師、リハスタッ
フ、ケアマネなどの介護職など地域のさまざなな職種と連携し、指導的な役割を
担う必要もあります。また、多死時代を迎え、増え続ける死をどうするのか。在
宅や施設での看取りに対して、医師が積極的に関与しないと、死ぬ場所がないと
いう状況にもなり兼ねません。

われわれ医師には、我が国の最大の難題である少子・超高齢社会をただ傍観して
いるだけではなく、より積極的に関わっていく使命があるのではないかと考えま
す。

吉田松陰の言葉に「人は、志と仲間で成長する」とあります。
志とは、自らの出世のためにがんばることではありません。
世のため、国のため、そして未来の人々がより幸せに生きていくために、
自分を高め、成長させ、実現させていく、ということです。

医師会の皆さまを仲間として、志を高くし、より良い地域づくりに貢献し、皆さ
んとともに成長してていきたいと思っています。

今年1年が、皆様にとって、飛躍の年であることを祈念して、簡単ですが、新年
のあいさつとします。

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年頭のあいさつ ~今年の抱負~

2015-01-16 11:01:05 | 日記
鶴岡地区医師会会報誌「めでぃかるとる」に寄稿した、年頭のあいさつです。


年頭のあいさつ ~今年の抱負~

新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、決意を新たに良き新年をお迎えのことと思います。

昨年は、医師会長として2期目の年でした。会長職としての仕事の他に、各地での講演や学会報告、論文の執筆など相変わらず多忙でしたが、役員、会員また職員の皆様の温かいご支援とご指導のおかげで、なんとか大過なく新年を迎えることができました。この場を借りて御礼申し上げます。

昨年、新たに取り組んだ課題は、地域医療連携室「ほたる」の将来構想と地域医療ビジョン検討委員会です。ともに、今後の地域の医療・介護を統括する新たな組織づくりを目指した大きなテーマです。新年に当たり、私の今年の抱負として述べさせて頂きます。

・地域医療連携室「ほたる」と将来構想

「ほたる」は、ご存知のように厚労省の在宅医療連携拠点事業を受託し設置した部署で、現在総務課内に地域医療連携室として3名を配置しています。活動は、訪問歯科診療を含む総合相談窓口、研修会・講演会などの企画運営、サービス事業所などへの出張勉強会のコーディネート、ホームページによる情報発信、サービス事業所や在宅医療の現状調査など地域の医療・介護に関わる多岐にわたる活動を行っています。また、行政、歯科医師会、薬剤師会との定期的なミーティング、さらには、庄内南部地域連携パス推進協議会の事務局、Net4Uやちょうかいネットの運用管理や関連する会議への出席、南庄内緩和ケア推進協議会への参加や在宅医療を考える会の企画・運営なども活動に含まれます。ほたるの活動は全国的にも先進事例として紹介され、数多くの視察を受けて入れていますし、講演依頼も多くなっています。

このように「ほたる」は、医師会の枠を超えて、地域を対象とした活動を行っているわけですが、「ほたる」の運営・経費(Net4Uも含む)を医師会が全て担うことが本来的なことなのか考えるべき時期ではないかと思っています。私は、「ほたる」を独立した組織とし、医師会、病院、診療所、事業所、行政などが応分に負担し、運営していくことが理想的な姿ではないかと考えています。

また、当地区には南庄内緩和ケア推進協議会(庄内プロジェクト)、庄内南部地域連携パス推進協議会という活発な活動を継続している二つの協議会があります。庄内プロジェクトの活動は、がん対策、緩和ケア普及という枠を超えて、在宅医療を含む地域全体の医療・介護をカバーする活動を行っています。また、庄内南部地域連携パス協議会は、現在、脳卒中、大腿骨近位部骨折、糖尿病、心筋硬塞、5大がんのパスを運用し、連携パスというツールを利用し地域での疾病管理に取り組んでいます。また、今後さらに増加する認知症に対しては、鶴岡市がおもにその対策を講じているわけですが、行政だけでの対策には限度があるように見受けられます。このように、複数の組織が緩和ケア、がん対策、在宅医療、疾患管理、医療介護連携、認知症などさまざまな切り口で、同じ目標に向けて取り組んでいるという複雑な状況があります。「ほたる」の活動も含め、既存の組織を整理し、地域全体を統括する法人組織を新たに設置できないのか、というのが私どもが抱いてきた長年の構想です。
昨年は、3-4回会合をもち、行政や病院側の意見も聴取しましたが、独立した後ほんとうに継続できるのか、資金をどう調達するのか、医師会としてブランドがなくなるのではないか、などの課題も多く出されました。しかし、課題は課題として受け止めつつ、まずは庄内プロジェクトと地域連携パス推進協議会を発展的に統合した協議会づくりからまずは始めてみようということで、現在検討を進めているところです。

・地域医療ビジョン検討委員会

一方で、国は地域医療構想(ビジョン)を策定し、病棟単位で都道府県に報告する制度を設け、更なる病床再編を進めようとしています。しかし、地域にはそれぞれに事情があり、行政主導による画一的な手法で複雑な関係性の上に成り立つ地域の医療資源を効率化できるのか疑問が多いと感じます。また、入院患者の多くが人生の終末期にさしかかる85歳以上になると予測されていますが、看取りを含めこのような方々を病院で診るのか、施設でみるのか、あるいは在宅なのか、患者・家族・住民の多様なニーズに適切に対応できる、医療・介護資源の最適化が求められています。

そのような背景のなか、松田保健所長を座長とし、病院長、老健施設管理医師、かかりつけ医などをメンバーとする話し合いの場を医師会内に設置し、これからの当地域の医療・介護のあるべき姿についての提言を頂きたく諮問したのが地域医療ビジョン検討委員会です。昨年は2回の会議を開催し、地域のリソースやニーズ調査の方法、看取りの基本的な考え方などを議論し、本年度末には、提言(答申)を頂くことになっています。議論のなかで、退院調整・支援、在宅医の紹介、地域包括支援センターとの連携などの機能を担う「ほたる」の発展型をイメージした「在宅診療コントロールセンター(仮称)」の設置という提案もでており、この委員会においても、地域全体を統括する組織の必要性が議論されています。

・ Change & Challenge

旧来の枠組みを壊し、新しい組織を再構築するのは容易なことではありません。しかも、今回の構想は医師会内部のことだけではなく、行政、病院などを含む地域全体に関わることです。抵抗が多いのも当たり前です。しかし、変えようとしなければ、何も変わりません。理想を掲げながら、理想へ向けて少しでも前進できたと思える年にしたい。変革にはかなりのエネルギーが必要ですが、今年は、“Change & Challenge”精神で努力してみたいと思っています。

今年一年の皆様のご健勝とご多幸を心より祈念して、年頭のご挨拶とさせていただきます。 

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庄内南部地域連携パス推進協議会 全体会

2015-01-14 09:31:54 | 日記


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庄内南部地域連携パス推進協議会 全体会
日時:平成27年1月13日 19:00~
場所:荘内病院講堂
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1、運営委員会報告

 1)大腿骨個別パス委員会
   患者用パスについて協議
 2)データマイニング委員会
   第4号となる脳パス集計表の方向性について協議
   論文化について協議
 3)各パスの運営状況

 協議
 1)組織の見直しについて会長からの提案
 2)来年度の予算、病院負担金について協議
  
2、定例報告

 大腿骨
 脳卒中
 糖尿病
 急性心筋梗塞
 5大がん

3、日本クリニカルパス学会報告 その2

 
1)南庄内大腿骨近位部骨折述語地域連携パス分析 第3報

  鶴岡協立リハビリテーション病院 茂木 氏

プレゼンファイル


2)南庄内大腿骨近位部骨折術後地域連携パス分析 第4報

  鶴岡協立リハビリテーション病院 佐藤 智 氏

プレゼンファイル


3)南庄内大腿骨近位部骨折述語地域連携パス分析 第5報

  鶴岡協立リハビリテーション病院 茂木 氏

プレゼンファイル


4)学会参加・トレンド調査報告
  ㈱ストローハット社長 鈴木 哲 氏

プレゼンファイル

 日本クリニカルパス学会の過去3年のトレンド報告
 2015年度の日本クリニカルパス学会予告
 次回パス学会のテーマである、「スマートプラチナ社会」について解説

2月全体会

2月10日(火)19:00~ 荘内病院講堂
症例検討会を予定

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会長新年の挨拶

2015-01-05 16:15:06 | 日記
明けまして、おめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いします。

さて、仕事初めにあたり職員へ向けての会長あいさつをしました。

https://drive.google.com/file/d/0BzItwTwB_6zeZGQyN1NwYVhJZzg/view?usp=sharing

職員向けのあいさつは、毎年、何を話そうか悩むのですが、今回は「変革(変わ
る)」をテーマに、ロバート・キーガン博士、リサ・ラスコウ・レイヒー氏の著
書である「なぜ人と組織は変われないのか」を引用し、人間の意識の背後にある
「変革をはばむ免疫機能」についての話をしました。

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一年の計は、元旦にあり、今年の抱負など、人は今年こそ変わろうと宣言するが、
多くは失敗に終わる。

ある研究によると、医者から「食生活を改めたり、喫煙をやめたりしないと、こ
のままでは確実に死にますよ」と言われても、実際に習慣を変えることができる
人は、わずか7人中1人にすぎない。命を落とすかもしれないと頭では分かってい
ても、実に85%もの人々が現在の習慣を捨てることができない。

実は、人間の意識の背後には「変革をはばむ免疫機能」というものが働いており、
その「免疫システム」のおかげで、ダイエットがリバウンドで終わったり、英会
話の勉強が三日坊主で終わったり、元旦に誓う新年の目標が計画倒れになったり
している。

本書では、そうした心の奥底にひそむ「免疫」をあぶり出すために、まず「免疫
マップ」を作ることを推奨している。

免疫マップは、以下の4つの要素からなる。

・改善目標
 自己変革後の目標
・阻害行動
 どういう行動が、目標に反する状況を生んでいるのか
・裏の目標
 わかっているのに、どうして阻害行動を取り続けてしまうのか
・強力な固定観念
 根本的な信念。本人が気付いていない。事実と思い込んでいる。

このなかでとくに裏の目標、強力な固定観念を浮き彫りにすることで、面接やコー
チングを通して、変革をはばむ免疫機能を見直す(変える)ことで、変革をなし
とげるというもの。

『変革をはばむ免疫機能』を克服すれば潜在能力をもっと開花させられる。

改善目標と裏の目標との間でジレンマに陥らなくなり、エネルギーが解き放たれ
る結果、行動のレベルと感情のレベルだけでなく、知性のレベルにも変化が起き
る。その感覚は、目の前の霧が晴れるのに似ている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一方で、変わろうとも思わないのでは何も生れません。後半は、昨晩から始まっ
たNHK大河ドラマ「花燃ゆ」もありましたので、吉田松陰の名言から、人が目指
すべき姿(志)についていくつか紹介し、「人は志と仲間で成長する!」という
言葉で結びました。

以上、私自身へ向けたテーマでもあります。

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